ユリシーズ 定規コレクション

ユリシーズ 定規コレクション

私の周りでは、急にインフルエンザが猛威を振るい始めました。
とは言っても、ウイルスはまだULYSSES社内では活動していないようなので、スタッフ皆で日々の笑えるネタを共有しながら大笑いしつつ、免疫UPに努めています。暖かくして加湿も心がけるデザイン企画の佐藤です。

 

今日は、私のお気に入りになった文房具についてです。
タイトルどおり、『定規』がテーマです。「定規にヒントを得たユリシーズ新製品」という事でもなく、本当に『定規』レビューですので、退屈かもしれませんが・・・。

 

私は、仕事柄色々な文房具に囲まれる毎日を過ごしています。そして、商品の企画中に紙を切ったり図ったり線を引いたりと(ペン以外で)一番出番の多いのは定規です。
その定規を、最近新しくしました。

新しいというだけで気分も変わる訳ですが、実際に使用して見たところ、思わず他の人に薦めたくなる程

「うわ、これ使いやすい!良く考えられた物だなぁ。」

と感心したので、まず社長にお薦めしました^^
(実はこの定規、他のスタッフからお薦めしてもらったもので、スタッフ間では極細先端のピンセットに続くヒットとなっています)

これです↓

新定規 (2)

見た目は普通なんですけどね。
よく売れている定規のようなのでご存知の方も多いでしょうが、これを使い出してから私の作業ストレスはかなり減りましたよ。

 

気に入った点は4点。

1、丁度良い具合のすべり止め加工がされていて、カッティング時に不意に滑ることがない。
2、カッティング面に細いステンレス線が入っているので、刃で定規を削ることがない。
3、半透明なので下に置いたもののを透かして見ることができる。
4、定規の端から1mm単位でわかる方眼がついている。

 

「カット時にすべらない」のが一番の売りの商品で、商品名もそのままな感じなのですが、全く滑らない訳ではないところが憎い♡

一度紙の上に定規を乗せて位置を決める時まではある程度滑り、さあ切るぞ!と上から圧をかけて定規をホールドする時にピタッと止まって滑らない感じなのです。いつもならば、カッターの刃を定規にきちんと沿うように慎重にカット。でも力を込めて押さえつけていたはずの定規が、何かの弾みでズルっとズレてカット線がよれよれ~、という事もしばしばでしたが、この新しい定規くんはピタッ!!!

そして、ステンレス線も流石だな~と思います。極細で丸みのある線がカッティング側の辺に埋め込んであるので、カットの時に金属同士が擦れる嫌な感じやガタつきもなく、カッターの刃からプラスチックを保護しています。

ステンレス線

今までは、どうしてもプラスチック製の定規本体を刃で切ってしまう事がありましたが、それが当たり前だからと鉄製の物も別に併用したりしていました。金属製は3つも持っています。

こんなのもあります。山型の定規は手を切らない為の形。確かイギリス製です。
safetyruler

小さいサイズのものは、ササッと小物や細かな所を図っています。これも結構便利です。
ミニモ付き

でも、それだと下が透けない。で、この新しい定規は周囲が透明・中心部分が半透明なんです♪
紙に描いた線が見えるって、バッグ等のパターンを作る際にとっても大事です。実寸に縫い代を0.6mmとか1cmぐるりと付ける時、この定規を使えばラクラク。4番目のお気に入りに挙げた、方眼のドットが大活躍しています。製図にはPC作業が増えていますが、修正を入れたり簡単な物なら紙・定規・鉛筆・消しゴムで紙モックを製作しながら進めることも多いんです。

よく考えてみると、以前の定規を普段使っていて不満を強く感じていた訳ではないのですが、新しい定規に変えてその良さを知ると、「私は、知らず知らずのうちに軽く我慢しながら定規を使っていたんだ」という事に気付きました。そして、その「気にはならなかった小さな我慢」に目を向けて、一つ一つのストレスが軽減するような使い勝手の良い製品を作って行くという事が、大きな満足にも繋がるな!ユリシーズの製品も同じような気持ちで企画すれば、お客さまに満足して頂ける商品にきっとなるんだわ!!!と思った次第です。

さあ、X-Pro2、RX1RⅡボディースーツに大きめソフトケース。新企画が目白押しなので、この定規でササッと試作しますよ♪

因みに、社長は定規の短い方の一番端から目盛りがついているものがお気に入りということです。
社長定規

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