続・南米の旅

続・南米の旅

こんにちは、森です。

前回、私が南米に旅行した話を途中までしましたが、今回はその続きです。

La Paz

 

標高がとっても高いボリビアですが、首都ラパスから電車かバスで半日ほどかけたところに、
日本でも近年有名になった「ウユニ塩湖」があります。

日本で「ウユニ塩湖」の名を最も広めたのは、 おそらくユニクロのCMか、
もしくはポカリスエットのCM(ビートたけし出演)のどちらかだと思いますが、
どちらも皆さん、見ればあぁこれかと思いだすのではないでしょうか。

早速動画を貼りたいところですが、
公式の動画がYouTubeには残っていないようでしたので断念しました…。

 

まずそもそもウユニ塩湖とは何か?というところですが、
ウユニという土地にある塩の湖です。

ただし、実際には湖ではなくて、塩原という表現が正しいようで、地面が土ではなく塩の土地です。

地平線が見えるほどの広大な土地で、せかいで最も平らな場所でもあります。

つまり、こういうことです。

 

Amaneciendo en el Salar de Uyuni

 

 

真っ白です。 この地面の白いのが塩でして、実際に舐めるとしょっぱいです。

最近知りましたが「しょっぱい」って方言なんですね。塩辛いというのが正式のようです。

 

Uyuni Invierno 2006 352

 

この塩の大地に雨が降り、水が溜まると、いわゆる「塩湖」の状態になります。
ですので、正確には塩原に水が溜まっているだけの状態です。

ただ、先ほど申し上げた通り、「世界でもっとも平ら」ですので、雨が降っても、
雨水が特定の場所に流れ込んだりするようなことが少なく、この大地全体にうっすらと張ることになります。

このうっすら張った水が風景を反射して、いわゆる鏡張りの状態となります。
近年は日本人観光客が多すぎて、「カガミバリ」というと現地のツアー会社にも通じるほどだそうです。

 

そういえば、試しに言ってみるのを忘れました!

 

ウユニ塩湖にはあまり関係ないのですが、ツアーに参加すると、こういう場所に寄ったりします。

 

blog20160322a
Nikon D750+Tamron 35mm F1.8

 

通常「列車の墓場」と言われてるらしいですが、要するに廃列車置き場のようなところです。

周りに本当に何もないので、この寂れた感じが意外とよく、観光客にも人気です。

 

 

そしてウユニ塩湖へ。

 

水が張った塩湖はこんな感じになります。

blog20160322b
Nikon D750+Nikon 20mm F1.8

 

正直私が行った時は、水の張りがいまいちだったような気がします…。

もう少し条件が良いともっときれいに見えるはずなのですが。。

 

と言うのも、実は単に雨が降れば良いだけではなくて、

それなりの量の雨が降る。(水が溜まらないと鏡張りにならない)
その後晴れる。(晴れないと写真がそもそも撮れない)
風が弱い。(風が強いと水面が揺れて、綺麗に映らない)

など、いろいろと条件が厳しいのです。

そうまでして、どうしてそんなに遠いところまで行くのかと言われれば、
はて、私もどうしてだっけ?と考え込んでしまいますが、単にミーハーなのかもしれません。(^q^)

 

 

ちなみに夜はこんな感じになります。

blog20160322c
Nikon D750+Nikon 20mm F1.8

 

ブレてますが…、そのあたりはご愛嬌ということで。。。

結構夜は風も強く、しっかりと安定感のある高級三脚を持っていくと良いでしょう。
(私はもちろん安物買いです!)

 

あと夜はすごく寒いです。昼はすごく暑いです。
何かの地獄かと思いましたが、どうやら現実のようです。

昼はTシャツでもいけますが、夜はダウンが必須です。

 

最終的に、何を思ったのか仁王立ちしています。

blog20160322d
Nikon D750+Nikon 20mm F1.8

 

いま考えると私もなぜこんなショットを撮ったのか分からないほどに恥ずかしいですが、
どうやら現実のようです。

 

きっとこんな辺境の地を訪れることは、一生のうちでもまず無いのではないかと思いますが、
何かのきまぐれで、行ってみようと思われることがあれば、ぜひどうぞ!

 

ウユニ塩湖 |Wikipedia

 

 

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