MサイズのストラップをSサイズ(90cm)に短くして使う方法

MサイズのストラップをSサイズ(90cm)に短くして使う方法

こんにちは、長澤です。

【首掛け派?斜め掛け派?】

さて、みなさんは普段、カメラストラップをどのように下げていますか?
短くして首から下げたり、肩から斜め掛けにしたり…。

昔は、カメラと言えばフィルムカメラだったので、ファインダーを「覗いて撮る」一択でしたよね。そのため、カメラを顔に近づけて撮るのに、多くの人がストラップを首から下げて使っていました。首掛けのストラップのポピュラーな長さは90cm程度で、これがだいたいSサイズと呼ばれていたものです。なぜ90cmかと言うと、それより長いとカメラの位置が下がりすぎ、ズボンのベルトのバックルなどに当たってしまうから。

最近では、どのカメラにもモニターがついているため、腕を伸ばしてカメラを顔から遠くに離し、画面でライブビューを見ながら撮ることが増えました。また、肩がけや斜めがけなど掛け方も多様化しています。特に、「覗いて撮る」ことがほとんど無いデジカメが普及してからは、世界中でSサイズのストラップの需要はどんどん減り、ULYSSESでも取り扱いがなくなりました。

しかし、今でもごくたまに、Sサイズのストラップが欲しいとお問い合わせを頂くことがあります。いつでもぱっと撮影できるようにストラップを首から下げて使いたい方や、体格によってSサイズを斜め掛けにして丁度良い場合もあり、Sサイズの需要は全くゼロにはならないのです。
※身長157cmの長澤がSサイズを斜め掛けするとぴったりでした

【幅広く長さが調整できるカメラストラップ】

そこで今日は、ULYSSESのMサイズのストラップをSサイズとして使う方法を紹介します!

ULYSSESのストラップの中でおすすめしたいのは「クラシコ・グランデ」と「70%グランデ」です。定番の「クラシコ」と比較して首当てが短く調整部分が長いため、用途に応じて長さを大きく変えられます。大きくて重い一眼レフなら「クラシコ・グランデ」、ミラーレスなら「70%グランデ」がおすすめです。

まず、こちらがストラップを一番長くした、約110cmの場合です。斜めがけできる長さです。

次に、これがストラップを一番短くした約80cmの状態。一番長くしたときから、最大30cm短くできました。このように、「クラシコ・グランデ」や「70%グランデ」は、MサイズのストラップをSサイズやSSサイズ的に使うことができるんです。

【スッキリ収まる報道結び】

ストラップの長さをまとまり良く調整するときのポイントは巻き方

ULYSSESでは、「報道結び」「ニコン巻き」と呼ばれる、ストラップ先端を一往復半折り返す巻き方をおすすめしています。

頑丈で抜けにくく、調整して余った部分が内側に収まってくれるので、見栄えがスッキリします。それだけでなく、長い調節部分を三等分に折り畳めるので、大幅に短くセッティングしたいときにピッタリの結び方です。

詳しい巻き方はこちら→https://ulysses.jp/?mode=f2

首掛けと斜め掛け、どちらも捨てがたいという方はぜひ試してみてください^^

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