鍵・スマートキー・カードキーをひとまとめにできるULYSSES3つ目のキーケース:中編

こんにちは、長澤です。
前回は、ULYSSESの引っ越しがきっかけで新しいキーケースの開発が始まったことをお話ししました。これまで何度も試作品を作って改良を繰り返し、いよいよ完成というところだったのですが、最新の試作品がULYSSESに届いてからのプロダクト会議で、思わぬ展開が待っていました。

使いたいキーケースは本当にコレなのか

~プロダクト会議にて~

工場から届いた最新の試作品に全ての鍵を入れてみると、キーケース全体がものすごく膨らんでしまいました。鍵と鍵がかぶらないように計算しているためジッパーは閉まるのですが、見た目がパンパンで、可愛いとは言えません。特に、せっかくの革小物なのにジップの幅が広くて目立ってしまい、「革をかぶせてでもジッパーを隠したい」という声もあがりました。

更に、キーケース全体の大きさも問題でした。最初のサンプル(左)から今回届いたサンプル(右)までを並べて比較してみると、どんどん肥大化しているのが分かります。使い心地を良くしようとするうちに、使いたくなる見た目ではなくなってしまったのです。

「正直、自分だったらこの大きさのキーケース欲しくないです。これってもうほとんど財布と同じ大きさじゃないですか。そのサイズのものを2個持ち歩きたくないです」

と、ここに来てスタッフの隠せない本音が噴出してきました。順調に進んでいるように思えたキーケース開発でしたが、もう一度見直す必要が出てきたのです。

入れたい鍵を全部入れて限界までスリム化

 このプロダクト会議で今一度、「自分たちが心地よいと思える条件は何か?」を整理し直しました。そこで、優先することになったのは、軽快に持ち歩くために限りなくカードサイズに近いサイズに収めることと、見た目を大きく損なうようなジップの使い方はしないこと。更に 、この2つの制約の範囲内で、最大の容量を目指すという方向性が定まりました。

これらを踏まえて、新たに出てきたキーケースの案は、次のようなものでした。

もとのキーケースは、普通の鍵6本、スマートキー、カードキー、歪な鍵が入るように作っていたのですが、スリム化するために普通の鍵を4本まで減らすことにしました。それでも、物理キー+その他のキーを合わせて全部で7つ収納できるので、十分大容量だと考えたのです。この新しい案について、これまでのキーケースとどう変わったのか、長澤がエンゾー店長に聞いてみました。

長澤「普通の鍵を4本に減らしたら、そんなにキーケースをスリムにできるのでしょうか」

エンゾー店長「うん、普通の鍵4本をカードキーの上に並べてみると、ちょうどこのサイズに収まる。5本になるとはみ出してしまうので、この『4本』という数が重要なんだ。ここに、スマートキーと歪な鍵を重ねれば、キーケースをこの大きさまで小さくすることができる」

長澤「なるほど!鍵4本だからこの小ささが叶うんですね!金具を使わず鍵を鞘に挿す方法や鍵が落ちない方法は、これまで作ったものがベースになっているから、少し遠回りしたけど、何も無駄ではなかったんですね」

エンゾー「あとは、スマートキーなどのゴロゴロしたキーを入れるところにジッパーを付けるか、他の方法で蓋をするか考え中なんだ」

ULYSSES3つ目のキーケース、完成まであともう少しです。たくさん入って薄くて軽いキーケースになると思います^^普通の鍵、スマートキー、カードキー、自転車の鍵、全て1つにまとめて持ち歩きたい!という方は、ぜひ楽しみにお待ちください。

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