バッグの中でレンズキャップポロリ問題解決法

バッグの中でレンズキャップポロリ問題解決法

こんにちは、長澤です。

わたしは、普段カメラを使うのは旅行のときがほとんどです。移動中、カメラを使わないときは、必ずレンズキャップをして持ち運びたい派なので、いつもキャップをつけてバッグに入れるのですが、次に取り出すとき、キャップが外れていることがしばしば…。ホコリや傷からレンズを守りたくて付けているのに、バッグの中で外れたキャップがレンズに当たって、逆に傷つけてしまいます。

7割がポロリ経験あり!

ULYSSESユーザーのみなさんはどうでしょうか。先日、ULYSSESの公式ツイッターで、アンケートを取ってみました。

カメラをバッグに入れるときにきちんとレンズキャップを付けたはずなのに、バッグの中でいつの間にか落ちていたことがあるかどうか、この質問について、約7割の方が「レンズキャップが落ちたことがある」と回答しています。

入れるときは確かにつけていたのに、一体どうして落ちてしまうのでしょうか。この「レンズキャップポロリ問題」を解決する方法を考えました。

いつのまに?なぜキャップが落ちてしまうのか

いつのタイミングでどのようにしてキャップが取れているのか、そのメカニズムが分かれば解決できると思い、観察してみました。

まず、キャップを見てみると、ボタンが内側にあるものと外側にあるものがありました。内側にボタンがあるタイプも、押すと外周が一緒に動くようになっています。実は、これが、全ての元凶なのです。

カメラのグリップを上にしてバッグに入れようとすると、バッグの端っこにキャップのボタンが当たっているのです。(レンズを下に向けて入れる場合も同じ)

【バッグの縁に当たっている場合】

【パーテーションに当たっている場合】

【バッグの中を押し広げる場合】

このようにカメラをバッグに入れるときに、バッグの様々な場所にボタンを押されてキャップが取れてしまっています。運んでいるうちに取れるのではなく、入れてすぐに取れていることが分かりました。では、その解決法を紹介します。

解決法1 キャップを90度ずらす

【通常通りの付け方】

【90度回転した付け方】

たったこれだけです!キャップを真横にして入れるだけで、ポロリしなくなるのです。信じがたいですが、試しに90度回してみたら、たったこれだけのことで本当に落ちなくなりました。

解決法2 フードを付けるorフードを正位置のまま収納する

フードをしていないと、キャップのボタンが直接バッグの端に当たってしまいます。また、フードを付けていたとしても、バッグに収納する際にフードを逆位置につけ直すことがあると思います。こうすることで、いくらフードを付けていてもキャップがバッグの端に当たって落ちてしまいます。

例えば、こちらのライカには、数百円で買える安いフードをねじ込みました。レンズ先端ではなく、フード先端にキャップを入れることができます。これで、どこからもキャップに触れられなくなり、勝手に外れることはありません。フードがプロテクターの役目にもなり、レンズに直接刺激もありません。カメラにクリックストップ式のフードが用意されていない場合は、このようにねじこみ式のフードとキャップで落ちないようにすることができます。

α7等では、このようにクリックストップ式のフードを正位置のまま収納すればキャップは落ちません。(バッグの中で場所を取ってしまうという欠点はあります)

解決法3(?)バネが強いキャップを使うのは?

サードパーティー製のレンズキャップはバネが強力なので、これに変えれば取れにくくなるのでは、とも考えました。しかし、いくらバネが強力でも、キャップの仕組みは変わりません。ですので、キャップを変えるより、キャップを付ける向きを90度変えるか、フードを付けることをおすすめします。

いかがでしょうか。皆さんもお使いのカメラに合わせた方法でレンズキャップポロリ問題の対策をしてみてください。問題解決に繋がれば嬉しいです^^

カメラとその周辺の話カテゴリの最新記事