革の技法って奥が深いです

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台風が去ってから、秋の気配がどんどん濃くなっていますね。先日はコンビニで『おでん』の販売が始まっていて、ちょっと驚きました。好きなおでんの具は大根、デザイン企画の佐藤です。

さてクイズです。これは何でしょう。
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①帽子
②チョコレート型
③試作品

(もちろん)正解ですね!③革製の試作品の一部です。
ボディスーツの製作をお願いしている職人さんから届きました。

ご存知の方も多いとは思いますが、これは革の「絞り」という技法で作られたものです。
通常は水で革を湿らせて立体になるように木型にはめ込み、熱や圧力をかけながら乾燥させて形を固定させるものですが、ULYSSESの定番、プエブロの革はそのザラッとした表面の手触りや傷も持ち味の1つ。絞りの加工をした時でもその風合いをなるべく残しながら形にして行きたいと考えています。

上の写真のものは、その気持を本当に良く分かってくださっている職人さんが、色々とテストを繰り返し、キレイに絞れたものを送ってくれたものでした。革は伸ばし過ぎると裂けてしまうこともあるのですが、予想以上の深さでキレイに絞れているので感激しました。

そして、カラーバリエーションとしてネイビーや黒の革も良く使うので、色を変えてのテストもして頂きましたよ。
これで、熱の温度や色の変色などたくさんの点を確認していきます。
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さて、このテストがどんな商品に活かされて行くのでしょうか??

お楽しみに~   ^^ ウフフ

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