iPhone6s レザーケース開発記(その2)

店長エンゾーです。

iPhone6S用レザーケース、思いのほかいいペースで進んでいます。先日、上京して工場との打ち合わせに臨むと、予定よりだいぶ早く、1次試作が出来上がっていました。

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この足つぼに効きそうなボコボコだらけの板は、原型師さんが一本の木の棒から切り出して作った、仮の絞り型です。まったく同じ形状の突起を13個作って、ベークライトのボードの上に正確に配置してあります。NC工作機での削り出しと違い、非常にアナログな作業ですが、この工程を経なければ次に進めません。まずはこの絞り型を使って革をプレスします。

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で、こういうものが出来るわけです。ライカのボディスーツのグリップよりも突起(と言うか今回の場合は凹みですが)の高さが低いので、破れたりすることはないだろうとタカをくくっていたのですが、いざやってみると、意に反して細かい割れが発生してしまいました。これは突起の数が多く、かつ、間隔が狭いため、それぞれの突起が互いに引っ張り合うからだと思われます。対策が必要です。とりあえず今回はそのまま、いつもの使い慣れたイタリアンレザー「プエブロ」で試作してみました。

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これがファーストサンプルです!前回お見せした紙モックより、予定通り凹みの深さが深くなっています。指がかりも向上しました。
もっとも、しっかりとした凹みをつくるためにかなり分厚い積層構造になっているので、この後iPhone6をはめてカメラのテストをしたら、案の定、レンズ周りの開口部が分厚すぎて、ケラレが発生してしまいました。開口部の形状を変更する必要がありますね。まだまだ前途多難です。
 

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