RX1R2用バッグインケース開発記(その3)

店長エンゾーです。

先週末は母の日でしたね。皆さん、親孝行できましたでしょうか。
僕はあまり実家に近寄らない罪滅ぼしと思って、今年84歳になる母を、少し背伸びしたレストランに連れて行ったのですが、その席で突然、

「ねえ、やっぱり宇宙人はいたんだよ」

と切り出されました。一瞬なんと返答していいか分からずに固まっていると、

「頭が大きくて手足は細いんだね。ついこないだ、写真が公開されてたよ。えっ、どこで見たのかって?(ちょっとキレ気味に)ちゃんとテレビでやってたし!あんた知らないの?ネットで商売してるんだから、そのくらい知っといたほうがいいと思うよ」

と、84歳にだいぶ上から目線で情弱ぶりを説教されました。すみません。

ところで、先日お伝えしたバッグinレザーケース「Sacco(サッコ)」の反響が思った以上に大きかったので、少々緊張しています。と言うのも、先週お伝えした段階では、

こんな感じで、ストラップを付けない状態で色々なカメラを入れてみるテストをしていて、だいたいめぼしいミラーレスカメラは入ったので安心していたのですが、ここに来て、ストラップ付きのカメラだとどうなのかという点を検証し忘れていたことに思い至り、あわててサイズ感の見直しをしているところです(汗)。

それはそれとして。
このサッコには、表からは見えない仕掛けがあります。

この、まるで完成度の低い物体をお見せするのは少し気がひけるのですが、これが何か分かるでしょうか。

タトゥイーンの住居ではありません。念のため。

実はこれ、袋の中に入れたカメラが自立するための「お立ち台」です。

こんな感じで、階段状の段差が鏡筒を支えるため、グリップを上にした状態で、カメラが垂直に立ちます。なぜこのような形にしたかというと、撮りたい時にすぐグリップを掴んで取り出せるようにしたかったからです。

また、カメラの側面とアイレットとの間に発生する小さな段差も考慮してあったりします。けっこう細かいです。

さらに、鏡筒を支える出っ張りをデッドスペースにしておくのはもったいないので、中をくりぬいて、予備バッテリーを入れておけるようにしました。RX1R2のXバッテリーなら2個、それ以外のバッテリーなら1個、収納可能です。
こんなギミックをうんうん考えている上に、素材として使用する予定のベジタブルタンニンなめしレザーもまだイタリアを出ていないので、なかなか開発スピードが上がりませんが、フォンドボーのようにじっくり煮込んで、おいしく仕上げたいと思っておりますので、今しばらくお待ち下さいませ。

  • 拍手! (11)

超軽量三脚ジェリーレッグスに新商品が追加!

こんにちは、森です。

ゴールデンウィークが颯爽と過ぎ去り、日本中にブルーマンデー感が漂っている本日。
みなさまお疲れ様です。共にがんばりましょう。

そんなゴールデンウィーク中にひっそりと、新発売されたのが、
ユリシーズで販売中の軽量三脚ジェリーレッグスシリーズの、追加商品。

そのひとつは、足長バージョン、その名も「ジェリーレッグス・ロング」です。

blog20160509a04

 

通常の長さのジェリーレッグスに、同じRX1を付けた場合が、こんな感じです↓

blog20160509bIMGP0616

 

きっちりネジを締めて固定すれば、一応使えることは使えるのですが、見た目に少々不安な感じは否めません。

そこで足長バージョンを追加させていただいた次第です。

実のところ、実際に仕入れるまでは足が長くなると、かわいさが半減してしまうかなぁとも思ったのですが、
現物を見てみると意外と違和感はなく、むしろ安心感がある分、スタッフの中でも長い方が好評でした。

何よりその抜群の軽さ!

blog20160509c001

 

もっと頑丈な三脚は、ほかにも沢山あるでしょう。

でも、とにかくコンパクト、とにかく軽量で、必要十分な強度があればいい!という方、
そんな方には、このジェリーレッグスリシーズは、とってもおすすめです。

 

ちなみに今回は、スマートフォン用のホルダーと、ミニタブレット用のホルダーも発売となりましたので、
iPhoneのFacetimeやスカイプのようなビデオ通話や、YouTubeなどの動画再生時にも画面を固定できて便利です。

blog20160509dIMGP7742

 

もしくは、一眼レフなんかに、(ジェリーレッグスではない本格的な)大きな三脚をつけて
ガッツリ撮影する合間に、ちょっとスマホでも写真や動画を撮りたい!っていうこと無いでしょうか?

そんな時は、一眼レフを一時的に外して、
手持ちの三脚+ボールヘッド(自由雲台)+スマートフォン用ホルダーという組み合わせでも使用可能です。

blog20160509e09

 

 

何より、カメラバッグに入れていても決して邪魔にならない軽さとコンパクトさが魅力です!

 

ミニ三脚 ジェリーレッグスシリーズ
http://ulysses.jp/products/detail374.html

 

  • 拍手! (5)

RX1R2用バッグインケース開発記(その2)

店長エンゾー@自転車で宙返り激痛です。
 

 
去年、アメリカのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」でサポーターになった立ち漕ぎ専用自転車「Halfbike」を、届いた状態でダンボールに入ったまま放置していて、ずっと気になっていたので、GW前半にやっと組み立てました。
予定では、こんなふうに颯爽と風を切って走るはずだったのですが。
 

 
自宅前の歩道で初乗りしたら、漕ぎ始めて1分で宙返りして顔面から地面に激突し、顎をしこたま打って流血。ついでに、着ていたお気に入りのシャツに無料でストーンウォッシュ風のダメージ加工を施しました。一週間経った今も、痛打した左膝が痛くて上手く歩けません。若ぶってすみませんもうしません。
 
 
それはそれとして。

前回デザイナーの佐藤がお伝えしていた、RX1R2のためのバッグインケースが、だいぶ形になってきました。まだ完成まではだいぶかかりますが・・・
 

実はもう名前だけは決まってまして。「革のズタ袋」をイメージして作っているので、「Sacco(サッコ)」と呼ぶことにしました。イタリア語で「袋」という意味です。

コンセプトは「(カメラバッグではない)普段使いのバッグの中に、RX1を無造作に放り込むためのケース」。ただし、実用的になり過ぎないよう、単体でも愛着のわく姿形を目指しました。RX1がフード付きの状態でジャストフィットします。
 

 
またRX1R2用と言いつつも、実はPEN-FやE-M5 Mark2など、小型のミラーレスカメラに標準ズームを組み合わせたくらいのサイズであれば、幅広く対応可能です。(と言うか、M4/3のカメラとほぼ同じボディサイズに収まっているフルサイズのRX1のコンパクトさに、改めて感心してしまいます)
 

 
ちなみに、この「サッコ」にはユリシーズでも初めて使う、白いブルーム(ロウ)が浮いた美しいヌメ革を採用することになりました。使い込むうちにゆっくりと剥げ、がらりと革の表情が変わっていくはずです。
 

 
もう少し仕様が変わる予定なので、完成に近づいたら、またお知らせいたします!

  • 拍手! (13)

RX1RII用グリップ製作記(その5)

店長エンゾーです。
 
RX1R2用グリップを作り始めて、そろそろ半年に突入しようとしていますが、ようやく形になってきました。
 
 
【いよいよモノ作りらしくなってまいりました】

まずは3Dスキャナを使い、石膏で作ったモックとRX1R2本体を別々にスキャニングし、正確な3Dデータを作成します。
 

 
次に3D切削RPマシンで、適当な木材を素材に、たたき台となる木製モックを作っていきます。
 

 
こんな感じのものが出来るのですが、エンゾーが手作りした石膏モデルでは、微細な凸凹や不自然な曲線があるので、3Dデータを修正 → 再度削り出すという作業を何度も繰り返しながら、徐々に理想へと近づけていきます。
 

 
そうして出来上がった最初の木製モックが、こちらです。石膏で作っていたものより、若干ですがグリップを薄くしてみました。現段階では、とりあえず全体的なフォルムのチェックと細かい修正部分の洗い出しのためのモックなので、これを元に、より追い込んでいく予定です。
 

 

 
実際にはグリップ部分の素材はウォールナットで、台座は鋳造アルミで作られる予定ですので、完成時には下のようなイメージになると思います。
 

 
 
ちなみに、このプロジェクトをスタートした当初、もっとも厄介なハードルになるだろうと予測していたのは「非常に不規則な曲面で構成されたグリップを、本当に3Dデータ化して削り出すことが出来るのか?」という部分でした。そういう意味では、まず最初の大きな山は超えたかな、というところです。
 
 
【ベンチマークは「stellar」のグリップ】

ちょっと話が逸れますが、「複雑な形状の木製グリップ」と聞いて思い出すカメラに、HasselbladがソニーのRX100をベースにOEM版として販売した「stellar」があります。
 

 
ベースボディの3倍近くするべらぼうな価格設定が物議をかもしたカメラでしたが、価格はともかく、風変わりなグリップがエンゾーの目を引きました。見る角度を変えるごとに、まったく異なる表情を見せる、非常に複雑な形状のグリップです。この、いかにも「いわくありげ」な形がエンゾーの目には魅力的に写り、どんな意味があるのか、どうしても知りたくなりました。

その疑問は、CP+の際にHasselbladのブースに行って氷解します。stellarを手にすると、あの小さなRX100が、驚くほど持ちやすくなっていたのです。少ないスペースを最大限に活かすよう計算され尽くした形状であることがすぐに理解できました。同時に、使い手を思い遣った形状には、触る前から「良さそうな予感」がするということを学んだ出来事でした。

さて、今後は三脚ネジの規格やグリップと台座の固定方法などといった具体的な仕様を決定して、いよいよ「鋳型」の作成のフェーズへと突入していく予定です。

  • 拍手! (25)

ウッドレリーズボタン/ウッドシューカバー入荷予定

こんにちは、森です。

ウッドレリーズボタン/ウッドシューカバー入荷のお知らせです。

アメリカのARTISAN OBSCURA社製、
ウッドレリーズボタンとウッドシューカバーがやっと入荷します!

bloodwoodfuji2

 

ユリシーズでも人気のある商品で、お問い合わせも多かったのですが、
発注してから製作されるハンドメイドの製品ということもあり、
入荷までに時間がかかり、すっかり欠品が長くなってしまいました。
お待たせして申し訳ございません!

 

今回入荷するのは、以下の通りです。

・ウッドシューカバー5種すべて
・ウッドレリーズボタン(ブラッドウッド凸凹、アイボリーウッド/レインボー凹)

ただいまアメリカから輸送中ですので、もうそろそろ(おそらく今週中には?)
到着するのではないかと思われます。

今しばらくお待ちくださいませ!

 

ARTISAN OBSCURA ウッドレリーズボタン/ウッドシューカバー
http://ulysses.jp/products/detail370.html

 

 

  • 拍手! (7)

RX1R2用バッグインケース開発記(その1)

今日は晴れて21℃まで気温があがりました。今週も天候が気になります。

さて、SONY RX1RⅡのボディスーツも佳境に入り、量産の準備を整えています。発売の予定も段々と見えて参りました♪
お待たせして本当に申し訳ありません。あと少しですので、お待ち下さい!!!

 

 

そして、RX1RⅡを可愛がる気満々のユリシーズ。
それに、社長からの止め処なく流れ出る新企画。

ということで、実は、
この子がピッタリと収まるカメラポーチ/バッグの新プロジェクトも進んでいるのです===!
また同時進行だよ~ (☉౪ ⊙)プギャー!!!!

過去の例からもれず、このポーチもデザインと機能を練りに練っています。紙や布で作った試作品は見る見るうちにボロボロになるわ、形はどんどん変わり続けるわ、で中々お見せできませんでしたが、やっと形も見えてきました。

今回は、形をとどめた試作品達でデザインの変遷をお見せしますね。

 
まず最初の案は、『デカクビズモ(仮名)』

クビズモの良さをそのまま受け継ぐシンプルポーチを作ろう!という事になりました。
基本的には、販売中の商品【レザーカメラケース クビズモ】をさらに大きくしたものです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
しかし、あちらこちらの寸法を変えたり細かな角度を調整したりしたものの、どうもバランスが悪く、可愛くない・・・。
(あ、目が会いましたか?ゴメンね)

 

次に『牛乳パック型』。角ばった形ながらも愛らしい、誰もが知っているデザインを活かして紙での試作を始めました。

こちらで問題になったのは、その上部の口の留め方。サッと開けれるようにマグネットを埋め込む?牛乳の飲みかけみたいに鉄製、木製などクリップで留める??と色々と考えましたが、何だか手の込んだ製作方法になってしまい、シンプルなポーチとしてまとまりませんでした。
気のせいか、この子の背景には淀んだ空気が見えるような。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 
最終的には、買い物袋型からインスパイヤされたこちら↓の形で落ち着きそうです。

持ち手もあって便利!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(友情出演:マネキンさん。輪っかを持たせての撮影にチャレンジしましたが断念。ありがとう)
うん?お気づきでしょうか~。金具を留めているのは仮止めのマスキングテープです。このテープもかなりビリビリで汚れていたので、「お写真撮りますよ~」と、取り敢えずオシャレなマスキングテープに着替えました。

素材、細かな部分のデザインにパーツと、まだまだ改良の余地がたんまりですが、この路線で突っ走ることは決定です!

オールレザー製も作る予定なので、この子に一番似合う、かっこ良くて柔らかな革でステキなカメラケースを作りたいな、と革も色々探しています。

RX1RⅡ以外のカメラも入るサイズ感になると思いますので、お楽しみに~☆

(その2に続く)
 

  • 拍手! (12)

商品カタログ制作中

こんにちは、森です。

若干まだ肌寒い時はあれど、昼間は春らしい気温も多い時期になり、
コートやニットは出番がなくなりつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

現在、ユリシーズでは商品カタログの制作を進めております。

blog20160418a

 

お客様から時々聞かれることがあるんです。

「パンフレットやカタログのようなものがあったら、一緒に送って下さい。」

― と。

…が、実はそういうものって、ないんです。涙

 

普通に考えたら、当然あるべきだと思うのですが、ないんです。

いや、そうですそうです。おっしゃりたいことはよく分かります。

というわけで、そろそろ本当に作ろうよ!、現在進めているところです。(^_^;)

 

商品の一覧は、ホームページでももちろん見られるのですが、
冊子をパラパラめくって見る体験は、やっぱりインターネットで
ポチポチクリックしながら見るのとは(良い意味で)違う部分がありますし、
単純に、紙媒体にしてみると、それはそれで良い味が出るということもあります。

ちょっとコーヒーでも飲みながら、ゆっくり眺めてもらえると嬉しいなと思っています。
商品制作の思いや、裏話なども、少し載せられたらなとも思います!

 

また出来上がりましたら、改めてお知らせしたいと思います。m(__)m

 

  • 拍手! (19)

PENTAX K-1に使えるフルサイズ対応レンズはどれが狙い目か。

店長エンゾーです。

ついに、ついに!PENTAX K-1の発売日が確定しましたね。4月28日といったらGW直前ですから、なんとしても発売日に購入し、連休中に撮りまくりたいという熱いファンも多いことかと思います。
これでもうレンズを買った時に「28mmって言ったらフルサイズに換算すると28mmだよね?」などと言わずに済むのが最高です(錯乱気味)。

ところで以前より、K-1に関しては、PENTAXのレンズのラインナップでフルサイズ用が少ないことを心配する声が多く聞かれました。とりあえず年末から年始にかけて、慌ただしく4本のフルサイズ用ズームレンズ(いわゆる大三元+α)が発売になりましたが、もちろんこれだけではとても足りませんので、おいおい拡充されていくものと思われます。

(クリックで拡大)

レンズロードマップによれば、来年以降に「単焦点広角レンズ」「大口径単焦点標準レンズ」「大口径単焦点中望遠レンズ」「大口径単焦点超広角レンズ」「魚眼ズームレンズ」の5点が随時ラインナップされる予定のようですね。

しかしそれまでの間は、いま入手できるレンズで間に合わせるしかありません。
そこで、現在K-1に使えるレンズを、とりあえずすべてリストアップしてみることにしました。「使える」の解釈は曖昧すぎて幅が広いのですが、ここでは「開放でもまったく問題ない」などといったたシビアな感じではなく、多少周辺光量が落ちても「それもまた味わい」というくらいのおおらかさで選んでみたいと思います。

ちなみに、迂闊にも知らなかったんですが、「価格.com」のカメラ用品コーナーでは、レンズを検索する際に「フルサイズ対応」というキーワードで絞り込みが出来るようになってたんですね(汗)。ご参考までに・・・

それでは、まず「現在新品で手に入るレンズ」から行ってみましょうか。
(データはいずれも2016年4月12日現在のものです。)

【1.フルサイズ用・現行純正ズームレンズ】
HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR(NEW!)
HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR(NEW!)
HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW(NEW!)
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR(NEW!)
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW

現状ではスターレンズが70-200mmの1本だけというのが少し寂しい感じで、リコーが超本気で作った★印の標準ズームも見てみたいですが、それでも「HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR」は押さえておきたいところ。ところが、この数日間で相場が2万円も上昇してしまいました!K-1効果恐るべしです。

【2.フルサイズ用・現行純正単焦点レンズ】
FA31mmF1.8AL Limited
FA35mmF2AL
FA43mmF1.9 Limited
FA50mmF1.4
smc PENTAX-D FA マクロ 50mm F2.8
FA77mmF1.8 Limited
smc PENTAX-D FA マクロ 100mm F2.8 WR

このカテゴリーは、2本のマクロレンズを除きすべて銀塩時代から引き継がれているレンズですね。35mmや50mmなどは今どき6枚絞りだったりして設計の古さが否めませんが、Limitedシリーズは今でも一級の写りをするので、積極的に使っていきたいレンズです。個人的なお気に入りは「FA43mmF1.9 Limited」あたり。できれば、最新の技術で35mmF2をリニューアルして欲しいですね。

【3.APS-Cサイズ用だが、イメージサークルが広くてフルサイズでも使える現行レンズ】
DA40mm F2.8 Limited
DA★55mm F1.4
DA70mm F2.4 Limited
DA★200mm F2.8
DA★300mm F4
DA55-300mm F4-5.8

ここはAPS-C機と併用ができるので、おいしくて狙い目で試験に出ます。特に「DA★55mm F1.4」や「DA★200mm F2.8」などがフルサイズで使えるというところに旨味を感じます。

【4.レンズメーカー製のAF対応現行レンズ】
(シグマ)
15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
35mm F1.4 DG HSM | Art
85mm F1.4 EX DG HSM
APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
70-300mm F4-5.6 DG MACRO

(タムロン)
SP AF90mmF/2.8 Di
SP AF28-75mmF/2.8 XR Di
AF70-300mm F/4-5.6 Di LD MACRO

う~ん、厳しい結果ですね・・・。市場規模が小さいマイノリティーゆえに仕方がないこととはいえ、レンズメーカーから完全にスルーされているのがペンタックスユーザーのツラいところ。タムロンとは銀塩の時代からOEMで関係を維持していますので、それで補完していると言えなくもありませんが・・・。
数少ない中で美味しいところをピックアップすると、シグマなら、非常に評価が高く、かつ、純正のラインナップに今後も加わりそうにない「35mm F1.4 DG HSM Art」が使えるのがとてもラッキーですね!(同じく評価が高い兄弟レンズである50mmF1.4はPKマウントが用意されていませんので、なおさら貴重といえます。)ちょっと大柄ですが、「85mm F1.4 EX DG HSM」もいいですね。

タムロンはシグマ以上に選びようがありませんが、定評のある中望遠マクロ「SP AF90mmF/2.8 Di MACRO」と、コスパ最高の大口径標準ズーム「SP AF28-75mmF/2.8 XR Di」が使えるので、意外と悪くないチョイスです。(大三元の一角である15-30mmF2.8はタムロンのOEMですしね)

こうやってあらためて調べてみると、いろいろ混成チームで行けば、超広角域を除けば、意外とひと通り揃えられそうです。ですが、全部揃えるのはなかなか予算的にも厳しい物があるので、ここは中古市場にも目を向けたいところ。というわけで、このネタはもう少し引っ張って、次回は狙い目の中古レンズにも触れてみたいと思いますが触れないかもしれません。どっちだ。
(つづく?)

  • 拍手! (17)

シグマ30mmF1.4 DC HSM Art インプレッション

店長エンゾーです。

エンゾーが仕事の物撮りで使っているカメラは、もうずっとPENTAXのK-5ですが、常日頃持ち歩いている一眼レフといえば、K-5ではなくEOS Kiss X7です。どちらもセンサーはAPS-Cサイズですが、同じカテゴリーとは思えないほど大き・重さが違うので、機動力はどうしてもKiSS X7に軍配が上がってしまいます。

その「主席お散歩カメラ」であるEPS Kiss X7に、どんなレンズを付けておくか。純正のパンケーキレンズであるEF40mmF2.8 STMやEF-S24mmF2.8 STMは軽くて薄いので相性は良いのですが、いかんせん、単焦点レンズにしては開放F値が暗いので、一本勝負をするには少々物足りなさがあります。
 

そこで、最近ではシグマの30mmF1.4 DC HSM Artをつけっぱなしにしています。フードまで装着すると、小柄なEOS Kiss X7がけっこうなサイズになってしまいますが、それでもF1.4の大口径レンズであることを考えれば、まずまずコンパクトにまとまっている方です。


 
フルサイズ換算で48mmになるこのレンズ、フルサイズのカメラに50mmを付けた感覚で使えるので、つぶしが利いて悪くありません。本当は、ひとつ前のモデルであるSIGMA 30mmF1.4 EX DC HSMの頃から目をつけていたのですが、ややクセのある描写でピント精度も個体差が大きく、開放での解像度も今ひとつだったので、新型に変わるまでじっと我慢していました。

そういうわけで、今さら感はありますが、シグマがわざわざAPS-Cサイズのカメラのためだけに作った標準レンズが、はたしてどんな描写をするのか、撮り歩いてみました。
 
(以下、画像をクリックすると拡大表示します。)


(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/800 F1.4)
  
 
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/400 F1.4)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/50 F2)
  
  
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/160 F1.4)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/800 F1.4)
  
  
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO200 1/400 F2)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/4000 F1.8)
  
  
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/25 F1.4)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/10 F1.4)
 
 
いかがでしたでしょうか。
最近のシグマのArtラインらしく、ピントが合った部分はキレッキレです。もはや、そういう意味では驚かなくなりました。逆光耐性も上々で、厳しい条件でも不安なく使える一本です。
一点だけ気になった部分があるとすれば、明るい背景越しに樹の枝などを撮った時に、紫や緑の派手なフリンジが出ること。これはけっこう目立ちます。絞ればある程度は改善されますが、完全ではありませんので、そういうシチュエーションでは用心が必要です。
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/800 F1.4)
 
実は今回、手ブレとピンぼけのカットを量産してしまいました。夜店のカットも、実はブレてます(汗)。
手ブレの原因は、ノイズを必要以上に嫌がってISOを上げなかったから。そしてピンぼけは、暗くなってからEOS Kiss X7のAFが急激に役に立たなくなったからです。
正確に言うと、合焦マークは出るんですが、そのままシャッターをきると、実際にはピントが合っていないというパターン。こういうところで、エントリー機だなあと感じます。もともとこのカメラのスクリーンでピントの山を見ようなどとは思っていませんが、それだけに、夜間にAFがいまいち正確ではなくなるのはちょっとつらいところです。
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/80 F1.8)
(どこにもピントが来ていない例。建物の明かりにピントを合わせたつもり。パソコンで開いた時のがっかり感と言ったら・・・(涙))
 
なお手ブレ対策としては、今なら、手ブレ補正が利くタムロンの「SP 35mm F1.8 Di VC USD」に手を出すという選択肢もあります。このレンズをKiss X7で使う場合、フルサイズ換算だと56mmになってしまうので、この画角を窮屈と感じるかどうかがポイントになりそうですが。とは言え、これもいつか試してみたい一本です。
 

  • 拍手! (12)

旅先でRX1R2のXバッテリーを1日3個使い回すための充電プラン

店長エンゾーです。

RX1R2用のボディスーツとグリップは、相変わらず猛スピードで走るカタツムリ並のペースで開発が進んでおりますご安心下さい。
 

RX1R2のバッテリー消耗スピードが尋常ではない件】 
ところで、2月にアップしたファーストインプレッションでもお伝えしましたが、RX1R2、恐るべき大食いカメラであることが、既にあちらこちらで囁かれております。初代RX1でもその傾向はありましたが、それどころではないバッテリーの減りっぷり。フォーカスロックを多用するような撮り方をした場合、100枚も撮ったらゲージがみるみる減って行きます。

もともと、ただでさえ電力を食うフルサイズ機で、さらにあれだけ大きなレンズを駆動するのに、Xバッテリーでは小さすぎるのではないかというのは素人目にも明らかなわけですが、RX1R2に愛があるなら、そんなことに頓着していてはいけません。ここはおおらかな気持ちで静かに微笑み、バッテリーを買い足しましょう。2個?いえいえ、3個を使い回すのです。
実際、旅先でRX1R2だけを携えて本気で撮り歩くのであれば、1日3個は必須です。
 

 
新型バッテリーチャージャーの使い勝手】 
バッテリーといえば、実はRX1R2になって変わったことの一つに、「バッテリーチャージャーが同梱されるようになった」という点があります。初代RX1の時は、あんなに高いカメラなのに本体内充電が推奨され、チャージャーは付属していませんでした。それでは不便なので、エンゾーは仕方なく、あとから純正チャージャー「BC-TRX」を購入しました。このチャージャー、Xバッテリー以外にもN/G/D/T/R/Kタイプのバッテリーに対応するマルチタイプであるため便利なんですが、かなり大きいという欠点があります。
 

 
今回同梱されるようになったチャージャー「BC-DCX」は、Xバッテリー専用となっており、大きさを比較すると非常にコンパクト。箱からこれが出てきた時には、ソニーやるじゃないか!と思いました。
が、しかし。これには少しカラクリがあって、この本体だけでは充電できません。同梱されているマイクロUSBと、更にその先につけるコンセント変換プラグを付けて、ようやくコンセントから充電できるようになります。
 

全部並べると、こんな感じ。あまり小さくなりません・・・。むしろ、プラグが折りたたみ式で内蔵されている分、BC-TRXのほうがワンパッケージで済んでいてまとまりがいいとも言えます。
 
撮影旅行でRX1R2を使うために乗り越えるべき壁】 
ちょっと話を元に戻しましょう。
RX1R2だけを持って撮影旅行に行ったとして、1日の撮影を3個のバッテリーで凌ぐことは可能だと思いますが、2日目以降をどう乗り切るかを考えた場合に、充電にかかる時間の問題が出てきます。スッカラカンに使いきったXバッテリーを、小型になった専用チャージャーで充電した場合、実際に計測してみると、1時間30分前後かかることが分かりました。けっこう長いですね。
 

 
毎日3本のバッテリーを満充電しておくためには、たとえば旅先で日が暮れてホテルに着いて、すぐに充電に取り掛かったとしても、「3本目のバッテリーの充電を開始するまで3時間は寝てはいけない」ということになります。充電のためだけにずっと起きて待っているのはツラいので、ここはなんとかしたいところ。

実は単体で取り寄せ可能な新型チャージャー「BC-DCX」】 
そこで、この専用チャージャーをもう一つ買い足し「チャージャー2個+カメラ本体で3個同時に充電する」というプランを考えました。用意するものは、3穴のUSBコンセント、0.2mのマイクロUSBケーブル2本。0.2mにしたのは、単純にパッケージを小さくしたかったからです。
 

 
あとは、元から同梱されている長いケーブルとカメラ本体でまかないます。ちなみに、USBコンセントとマイクロUSBケーブルはヨドバシカメラで探したのですが、パソコンフロアで散々探し回ってもなかったものが、携帯電話のフロアに行ったら選び放題でした。

そうそう、RX1R2に同梱されている専用チャージャーですが、これはRX1R2のパンフレットやメーカーのHPには記載がありません。つまりパーツ扱いとなっていて、自分で型番(BC-DCX)を家電屋さんに伝えて取り寄せれば、購入は可能です。
 

すべてをつなぐと、こんな感じ。これで、コンセントの数が限られている旅行先のホテルや旅館でも、スマホやタブレットなどとバッティングせずに「3個同時充電」が可能です。
それにしても、こういったデジタルガジェットをコンパクトに収納する、ちょっと気の利いたポーチとか、ありそうでないですねえ。いえ、よく考えられた便利なものはたくさんあるんですが、欲しいのがない・・・。
作るか(ボソ)。

 

  • 拍手! (14)