間もなく登場!

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長らくお待たせしておりましたが、来週あたりに、ようやくX-T1用ボディスーツの販売を開始できそうです。

ユリシーズのボディスーツは、保護性能とデザインを両立するという観点から、「可能な限りカメラを革で覆う面積を広くすること」を最優先にして設計されています。
その点、X-T1は「チルトアップモニターを採用している」「バッテリー室の蓋が大きい」「バッテリースペースとSDカードの挿入口が異なる」という、革ケースの開口部を増やさなければならない要素が全て揃っているため、ボディスーツを作るのがこの上なく難儀なカメラです。全部を欲張ろうとすると、強度に乏しいヘナヘナなケースになるか、もしくはプラスティック成型の鎧のようなカバーにならざるを得ず、何を優先して何を捨てるかの線引きが非常に悩ましかったです。

結果、今回は「革で覆う面積」「チルトアップモニターの可動域を妨げないこと」「三脚と併用可能であること」の3点を優先することにしました。もともとX-T1自体が古き良き一眼レフ風デザインなので、やはりボディスーツのようなレザーケースが非常に良く似合います。
ミラーレス一眼は、ミラーボックスのあるデジタル一眼レフよりもボディの厚みをずいぶん薄く作れるようになりましたが、時代をさかのぼって比較すると、古い銀塩の一眼レフとちょうど同じくらいのボディ厚なんですよね。そういうところも、ケースが似合う一因なのかなと思いました。l

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