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【開発者インタビュー】 「シルバーが欲しい」

【開発者インタビュー】 「シルバーが欲しい」

すっかりユリシーズの定番となったLジップ財布・comodo(コモド)。
そこに、新しく新色の「シルバー」が加わりました。

今まで、ユリシーズといえば比較的オーソドックスな「革らしい色と表情の革」を使った製品が多かった中、突如として現れた異色の存在です。 今回は、発案から革の調達や全体のコーディネートまでを担当したスタッフの三好さんに、自分とコモドとの付き合い方やシルバー誕生までの話を聞きました。

コモドとの付き合い方

―三好さんは、以前は長財布を使ってましたよね?

そうですね、前は分厚い札入れを使っていました。 カードをたくさん持っていましたし、通帳もその財布に入れて持ち歩いていたので。 その財布で、すべてのお金の管理ができるようにしていました。

―そのあと、コモドを使うようになった

はい、最初は半年くらいナチュラルのモデルを、そのあとグラファイトに換えて、いま4ヶ月くらいです。

―どういう心境の変化で?

まず、銀行口座の入出金については銀行のアプリでできるようになったので、通帳を持ち歩く必要がなくなりました。

また、自分の買い物のパターンだとPayPayでの決済が中心になり現金を使う機会がほとんどなくなったので、大きな財布が必要なくなりました。

そこで、必要のないものを減らしていくことにしたのですが、もともと17枚くらいあったカードを、アプリに置き換えられるものは換えて、保険証・免許証・キャッシュカード・クレジットカード・図書カードの5枚に絞りました。

―カード以外でコモドに入っているものは?

滅多に出番がないとは言え、たまに「現金しか使えない」というお店もあるので、お守りとして1万円札1枚と、少しの小銭を入れています。 結果として、無駄なものをなくしたり持ち物を減らすのが気持ちいいと感じるようになりました。 基本的に手ぶらが好きなので、日によってはコモドすら持ち歩かないこともあります。

シルバーコモドについて

―シルバーのコモドを作りたかった理由は

ユリシーズはメンズのイメージが強いブランドなんですが、コモドは自分が使ってみてよかったので、女子にも勧めたくなりました。 そうすると、現行のラインナップでは選択肢が少ないと感じます。

他方、おしゃれに気を使っている男性の知り合いには、シルバーの小物を使っている人も少なくありませんでした。 ただ、一般的なアパレルシーンにおいて、いかにも女子っぽいシルバーはあるけれど、ユニセックスなシルバーの小物はありそうでないんです。

なので、今回作ったシルバーコモドは「メンズなんだけどレディースも使えます!」という打ち出し方がいいかもしれませんね。

―それ売り方の話ですか??(笑)

ちょっと尖りたい(笑)。ユリシーズは優しいので(笑)(ナチュラル感が強いから)

―三好さんの中の、理想のシルバーとは

レザーとしての質感がきちんとあるもの。必ずしも本革じゃなくてもいいんですが、「色だけシルバーにしました」というものは嫌。

箔押しのシルバーは使っているうちに剥がれてくるので、エイジングが進んでも、下からヌメ革が顔をのぞかせてかっこよくなるものが欲しかったんです。 その方が、経年変化を楽しむお客様が多いユリシーズらしいと思いました。

―新色のレザーを作り出すまでに苦労した点は?

安っぽいビニールのようにならず、革の質感が分かるようなシルバーが、既存の製品ではなかなかありませんでした。

『壁に塗ったペンキが剥がれたような』味のあるもの、古くなっても嫌じゃないようなものにしたかったので、シルバーの革を取り扱ったことがある革屋さんにお願いしたのですが、「イメージ通りのものはオリジナルで作るしかないよ」と言われたので、オリジナルレザーの製作にチャレンジすることにしました。

目の前で、職人さんの手で革に色を重ねていく作業を実演してもらいながら、シルバーの上に白を乗せてヤスリがけし適度に落としていく、その加減を細かくリクエストしました。

―その他に変わったところは?

ジップがYKKの高級ラインのエクセラになりましたが、金具の色が好きです。白混じりのシルバーにとても良くマッチしていると思います。滑りもなめらかです。 今回新しく作ったシルバーの革は、今後、他の製品にも使っていきたいと思っています!

【編集後記】

素材の開発からスタッフが行うのは、今回が初めての経験でした。試行錯誤の甲斐あって、今までの「素朴なユリシーズ」とは一味違う、都会的なラインが生まれました。 ファッションに敏感だけれども素材の良さも大事にしたい、そんな欲張りな方にオススメしたい一品です!

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