X-T10と謎のレンズ

店長エンゾーです。

富士フイルムから、X-T1のコンパクト版にあたるX-T10が発表され、発売まで秒読みとなりました。

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ネット界隈では
「小さいことはいいことだ」
「軽くなるのは嬉しい」
「X-T1よりさらに昔のカメラっぽい」
「ややチープに感じる」
などなど、賛否両論が飛び交っていますが、果たして実際にはどうなのか。

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確かに、そのフォルムは往年の銘機「FUJICA ST801」あたりを彷彿とさせます。幸い、ユリシーズのオフィスのすぐ近くには富士フイルムのフォトサロンがありますので、一足先に現物を触ってみることにしました。

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結論から言うと、思っていた以上に良い!です。ネット上の画像を見て危惧していたような玩具っぽさはありませんでした(失礼)。持ってみるとボディ剛性が高く、中身の詰まった感じが、指先を通して伝わってきます。
同時に展示してあったX-T1と、同じレンズをつけて持ち比べて見た限りでは、見た目以上に大きさ・軽さに差があるように感じました。特に、18mmF2や28mmF2.8のようなパンケーキレンズとの相性は抜群です。気軽にハイクオリティなスナップを撮り歩くためのAPS-Cサイズのミラーレスカメラとして、X-T10はかなりいい線いってるのではないか?と感じました。

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もう少しスペックを詳しく知りたかったのでパンフレットをもらったのですが、つらつらとページをめくっていると、巻末のレンズラインナップの中に、見慣れないレンズを見つけました。

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よくよく目を凝らすと、スペックは35mmF2のようです。先細りのそのレンズは明らかに異彩を放っていて、しかも現行のラインナップには存在しません。何だこりゃ?

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後で調べてみたら、これは既に開発がアナウンスされている新型レンズ「XF35mm F2 R」であることが判明。富士フイルムに問い合わせたところ、発売日は未定だが、年内にはリリースされる予定とのことでした。なんとも程よいスペックなので、18mmF2とのコンビで活躍しそうです。X-T10ともども、発売が楽しみです(^_^)。

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