今年活躍した機材たち

2014年が暮れようとしております。

今年も、ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
年始の1月1日正午からは、日頃の感謝を込めて、年に一度の『アウトレット大放出セール』を開催します。ここだけの話、「これがアウトレットでいいの!?理由が分からん!」という良品も混ざってますので、ぜひ掘り出し物をGETして下さい(^O^)

さて、ユリシーズで仕事をしていると、主にボディスーツ開発のために、旬のカメラが次から次へとやってきます。が、実際のところは購入と同時にボディスーツの設計に入り、紙モックが完成するやいなや工場に送られてしまうため、試し撮りすら満足にする暇がありません。
来年は、せっかく毎回発売と同時に手に入れるので、ささやかながらレビューのようなものが書ければいいなと考えています。

一方で、HP用の画像を撮影したり、日々の業務に必要な写真を撮ったりするカメラは、結構固定メンバーとなっています。一年の締めくくりとして、ユリシーズの社内で、年間を通じて稼働率が高かった上位四機種を発表したいと思います。

第4位 【Canon EOS Kiss X7】

出張先での取材からイメージ撮影、ブツ撮り、個人的なスナップまで、幅広く活躍してくれました。と言っても、使ったレンズはパンケーキである「EF40mmF2.8 STM」と「EF-S24mmF2.8 STM」の二本だけ。
キヤノンはもともとOVF機の中では最もフランジバックが短いので、パンケーキレンズとの相性が抜群です。Kiss X7の軽量小型なボディと相まって、高い機動力を誇ります。文字通り「ミラーレスキラー」を名乗るのにふさわしいでしょう。
初心者よりむしろ、色々な機材遍歴を経てきた方にこそお勧めしたい「小粒で粋な実力派」の組み合わせです。

第3位 【Canon EOS 5D Mk2】

エンゾーが、EOS 5D Mk3の発売を待って、底値まで値下がりしたところでやっと購入した型落ちのフルサイズ機でしたが、周期から考えると、なんと来春にはEOS 5D Mk3の後継機種が出そうなタイミングなので(詳しくは「ノルソル」を御覧ください!)、2008年11月29日発売のMk2に至っては、もはや隔世の感があります。とはいえ、そこはそれフルサイズですのでレタッチ耐性も高く、まだまだ現役。主に屋外でのモデル撮影に威力を発揮してくれています。
レンズはもっぱら、SIGMAの50mmF1.4DG HSM。キレッキレです。文句なし。

第2位 【PENTAX K-5】

HPの商品写真の99%が、このカメラで撮られています。これより前にブツ撮りで使っていたのはK20Dでしたから、室内のスタジオライティング環境においては、もうずっと長いことペンタックスを使ってきたことになります。
理由は色々ありますが、ひとつは、蛍光灯照明下での発色が素直であること、そして操作性の良さに尽きます。特に、画像確認のしやすさに関しては、個人的に他のどのメーカーよりも優れているように感じます。一度慣れてしまうと、どうしてキヤノンが画像の拡大・縮小をダイヤル式にしないのかと、とてもまどろっこしく感じるほどです(^_^;)。

一緒に使うレンズは、70%以上が、SIGMAの70mmF2.8DG MACROです。銀塩換算で105mmに相当するこのレンズは、パースペクティブが目立たずブツ撮りに向いており、かつ、カミソリのように切れ味が良いため、安心して使えます。このレンズを使い始めてから、レンズ交換の頻度が一気に落ちました。
残念なことに、市場のニーズは小さかったようで、既にディスコンです。
(か、買っといてよかった・・・( ´Д`)=3)

第1位 【Panasonic GF2】

そして栄えある1位は・・・2010年12月発売のGF2(これも古い!)。今からちょうど丸4年も前のカメラです。ユリシーズでは設立当初より、出荷するすべての商品をチェックし、出荷前に撮影しておくというルーチンを守っています。そのため、一日にそれなりの枚数を撮影するのですが、当初その役目を担っていたのがGF1で、このGF2は後継として、14mmF2.5とのコンビで黙々と働いてくれています。

今でこそインドア専用になってますが、光量が十分にある環境であれば、今でも一線級の写りです。

今年は、フォトキナが予想に反して盛り上がりに欠けたため、来年2月に横浜で開催される恒例のCP+には、各社とも力の入った新製品を投入してくることと思われます。
果たしてどんなカメラとの出会いが待っているのか、胸を膨らませながら一年を締めくくりたいと思います。

皆さま、良いお年を!
 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です