店長エンゾー@病み上がりです。やっと現場に復帰しました(^_^;)。
僕がグースカピーと寝ている間にも、新商品の開発は粛々と行われています。月曜日にファーストサンプルが上がってきたのが、SONYのα7II用ボディスーツです。背面を見て頂ければ分かるように、チルトアップモニターの機能をオミットしたフルカバードタイプになります。
あ、ご安心下さい、今回もα7の時と同様、フルカバードタイプとオープンタイプの二種類をリリース予定です。まずは、製作難易度が高いフルカバードタイプから着手しているというわけです。
現在販売中のα7用ボディスーツは、両タイプとも、着せたままではバッテリー室にアクセスすることが出来ません(データの抜き取りや充電は、ケーブルで可能です)。
今回のα7II用では、更に一歩踏み込んで、SDカードもバッテリーも取り出せるようにしてしまおうと目論んでいます。が、しかし。これが口で言うほど簡単ではないのです・・・。
御存知の通り、α7IIはα7と同様、バッテリー室とSDカードスロットが別々の場所にあります。ということは、ボディスーツにも開口部を二箇所作らなければならないので、グリップ周辺の強度を出すのがかなり大変なんですが、今回はあえてそれにチャレンジしています。
このように、未だかつて見たことないほど、コーナー部が大胆に開いています。これだけ開口部が大きいと、これに加えて底面にまで大穴を開けた場合、普通は形状が維持できません。この問題を克服するため、今回わずかに底面を厚くし、かつ、コーナー部をバンパーのように硬くしました。また厚底化に合わせ、ボディスーツ固定用の三脚ネジも新たに開発しています。
もっとも、このボディスーツには、もうひとつ克服しなければならない大きな問題があります。α7IIのバッテリー室の「蓋」が特殊な形状をしていることから、今まで他のボディスーツで散々やって来たような「グリップ底面をくり抜き、バッテリーを取り出せるようにすること」と、「ボディスーツをグリップ形状に合わせてぴったりフィットさせること」を両立させるのが、非常~~~に困難なのです。
なぜ、困難なのか。その説明を始めると長くなるので、それはまた次回(?)のお話・・・・(つづく、のか?)