こんにちは、長澤です。
近年、すっかり多くの人が知る言葉になった“クラウドファンディング”ですが、「kibidango(キビダンゴ)」というサイトをご存知でしょうか。以前、ユリシーズがチクリッシモというカメラバッグを作ったときにクラウドファンディングを実施したのがこのサイトです。
そして、来年またkibidangoにてクラウドファンディングをすることになりました。今回はユリシーズ単独での製作ではなく、総合化学メーカー「株式会社クラレ」(以下、クラレさん)とのコラボ企画です。
ユリシーズのほかにもいくつかのブランドがクラレさんとコラボしていて、この活動を「ROUNDOUT(ラウンドアウト)」と呼んでいます。まずは、簡単に順を追って説明しますね。
「クラレ」とは
株式会社クラレは、1964年に人工皮革「クラリーノ」を世界で初めて商品化に成功した総合化学メーカーです。わたしたちの生活の中で最も身近なクラリーノと言えば、ランドセル。いま小学生が使っているランドセルの70%以上がクラリーノで作られています。
「ROUND OUT(ラウンドアウト)」とは
クラレさんとデザイナーとがコラボレーションをしながら新しいプロダクトを生み出していく活動です。長きにわたり愛用され鍛えられたクラリーノという素材のさらなる可能性を見出すため、これまで面白い製品を生み出してきたいくつかのブランドに、自由な発想で新しい使い方を提案して欲しいというオファーからスタートしました。
そのうちの1社がユリシーズです。ユリシーズはこれまで天然素材である革や帆布を使って製品を作って来たので、化学繊維を使った商品は今回が初めてです。また、ユリシーズのプロジェクトは3番手で、おそらく2020年2月頃にスタートできると思います。
コラボ第1弾はichimaruni(イチマルニ)の機能性カメラバッグcomora(コモラ)
2019年某月某日に、コラボ企画トップバッター「イチマルニ」のクラウドファンディングがスタートしました!
イチマルニについて
イチマルニは、フェミニンな雰囲気を持ったバッグを作っているブランドで、ユーザーの多くは女性です。“存在感のない”デザインで、主張せず持ち主の雰囲気に寄り添うようなバッグが、デザイナー等のアーティスティックな方たちにも人気を得ています。かっちりめが好きなユリシーズからは全く出てこない、ゆるりとしたフォルムが特徴です。
日用品+カメラ 足したり引いたりできるバッグ「コモラ」
そんなイチマルニがROUND OUTで作ったのは、今まで通り日用品を入れることができて、カメラも足せて必要ないときは外せる、“自由に足したり引いたりできるバッグ”です。カメラバッグを作るのは今回が初めてだそう。
イチマルニは帆布を使った製品を得意としていて、クラリーノを使うのは今回が初めてですが、柔らかくてしなやかな素材なので、イチマルニの雰囲気にぴったりです!
ちなみに、この写真に写っているカメラストラップは、よく見るとユリシーズのクラシコです。使ってくださって嬉しいです^^ありがとうございます。
comora(コモラ)の詳細はkibidangoからご確認ください。プロジェクトはすでに100人以上から支持され成功が確定していますが、今日現在で残り10日となっているので、気になる方はお見逃しなく!