こんにちは、長澤です。今日のトピックスは、予備のバッテリーとの付き合い方と、それを入れておく「バッテリーポーチ」の開発状況についてです!
皆さんは、今お使いのデジカメのバッテリーを、何本くらいお持ちでしょうか。
カメラを買った時は1本でも、たくさん撮るうちにバッテリー切れをおこし、予備をもう1本買い足した経験はありませんか。
中には、気に入ったカメラがモデルチェンジをしたので買い替えたら、さらに同じバッテリーが増えた、なんてことも。
予備が増えるのはありがたいんですが、持ち歩くバッテリーが(カメラ本体内のものも含めて)3本を超えると、ちょっと管理が面倒になってきます。
満充電したバッテリーと使い終わったバッテリーが瞬時に区別できない問題
え?たった3本しかないのに、なんで分からなくなるんだって?ええ、私もそう思ってました(笑)。
もともと、エンゾー店長には日頃からずっともやもやしていたことがありました。同じ種類のバッテリーを複数個持って撮影に向かったとき、どれが満充電されていてどれが使い切ったものかとっさに分からないことが度々起こるのです。この問題を、もう何年も解決できていませんでした。
もちろん、バッテリーを充電した直後はちゃんと覚えています。たとえば、カメラバッグの右のポケットに入れてあるのは満タンの予備バッテリー、左のポケットに入れるのは使い終わったバッテリー、みたいな感じでルールを決めてるんです。
でも、シャッターチャンスを目の前にして瞬時にバッテリーを交換しなければならないときや、逆に数週間から1ヶ月くらい撮影間隔が空いたときなどに、もうどれが満充電されててどれが使い終わったものなのか、あやふやになってしまう。
バッテリーに数字のシールを貼ったりもしてみました。これなら、順番に使えば間違えようがありません。…が。これはこれで、シールが知らないうちに剥がれてバッテリー室の中にくっついてしまうという問題が起こり、危ないのでやめることにしました。
いついかなる時もひと目で分かるようにしたい
何度かこのような失敗があったため、頭で考えなくても確実にそして簡単にバッテリーを管理する方法はないものか、と考えた末に出てきたのが「バッテリーポーチ」です。使ったバッテリーと満充電のバッテリーが、ポーチの中でひと目で分かるような仕様になっています。
実は、このバッテリーポーチはもう何年も前から作りたいと思いつつ、考えては諦めていました。その理由は、革製品は小さく作ってもあまり安くはならず、むしろきちんと作ろうとするとどうしても高くなってしまうためです。バッテリーを一時的に入れておくだけのポーチが高価だと手が出ないので、リーズナブルだと感じられる価格に抑えつつ、視認性があり、納得できる質感にしようとすると難しかったのです。この問題を解決できるよう、試行錯誤しながら、いま開発を進めているところです。
次回は、試作品の画像を交えながら、バッテリーポーチの具体的な仕組みについてお話しします。