こんにちは、長澤です。
X 100Vのボディスーツのファーストサンプルが届いたので、仕上がりをご報告します。
テキサス ピオンボを使用しました
以前、α7RIV/α9用ボディスーツで、イタリアのタンナー「テンペスティ社」のベジタブルタンニンなめしレザー「テキサス」の「ピオンボ」というカラーを初めて使用したところ、非常に好評でした。テキサスはキメが細やかでしっとり感が強く、グリップを握った時、指先に伝わってくる柔らかな弾力が心地よいです。
そこで、今回のX 100Vのボディスーツでも再びテキサス ピオンボを使ってみました。この革を採用したのはULYSSESでは2作品目となります。
X100Vのボディは、アルミ製のシルバーでキメが細かく品があり、テキサスのピオンボととても相性が良いです。ピオンボは使えば使うほど焦げ茶色が乗ってきて、シルバーボディによく合うと思います。
ホックのないフリップカバー
今回のボディスーツは、バッテリー室を覆うフリップカバーにホックがありません。カバーの内側にマグネットを埋め込み、マグネットでカバーを固定する仕組みになっています。
ファーストサンプルで仕込んだマグネットが少し大きすぎたので、セカンドサンプルではもっと小さなマグネットに変更予定です。セカンドサンプルが出来上がりましたら、またブログにてご報告いたします。
新型コロナウイルスの影響
ULYSSESの製品の開発も新型コロナウイルスの影響を受けています。ULYSSES製品は、ずっとイタリア産の革を使用してきたのですが、現在イタリアからの革の供給が一時的にストップしており、開発にかなり遅れが発生しています。いつもよりリリースまでにお時間を頂くことになるかと思いますが、皆さま気長にお待ち頂けますと幸いです。