店長エンゾーです。
明日からいよいよ、年に一度のカメラの祭典・CP+がパシフィコ横浜で開催されます。もちろん、エンゾーも参加予定です(出展という意味じゃありません、視察のみです)。ここ6年ほど皆勤賞なのですが、ぶっちゃけ、今年ほど気分が盛り上がっているのも珍しいでしょう。なにしろ、メーカー各社から機を同じくして意欲作が目白押しで、もう目移りして仕方がありません。
既にボディスーツの開発に着手しているソニーRX1R2と富士フイルムX-Pro2はとりあえず横に置いておくとして(これだけでも凄いビッグニュースですが)、その他のメーカーからも、必ず実機に触れておきたいものが大量にリリースされます。
その中でも、エンゾーが個人的に気になっているものをピックアップしてみました。
【1.SIGMA sd Quattro】
トップバッターは、シグマ初のミラーレス一眼、SDクアトロ。昨日は物凄い勢いでリツイートされ、「変態カメラきた!(最上級の褒め言葉)」と讃えられていました(笑)。ファンが錯乱するのも分かるくらい、想像の斜め上を行くカメラだと思います。
個人的に唯一残念なのは、ミラーレスでありながら、まるでPENTAXのK-01のようにフランジバックが長いこと。自社のSDマウントに特化した構造なので致し方ない部分はありますが、将来出るかもしれないミラーレス専用レンズとの相性を見越してフランジバックを短くし、SDマウントとは電子接点付きのマウントアダプターで互換性を保つような構造になっていれば、いろいろな意味でいま以上に夢が広がったと思います。
(でも、APS-Hサイズモデルはかなり魅力的だし、遠くない未来のフルサイズ版を予見させますね)
【2.OLYMPUS PEN-F】
オリンパスからは、PENシリーズにファン待望のEVF内蔵型モデルがデビュー。クラシカル&メカニカルなデザインが人気を呼び、既に発売日に事前予約のすべてを賄うことが出来ない見通しというアナウンスが流れるほどの事態となっています。ボディスーツを作るかどうかは、CP+で見定めて来たいと思っています。・・・でも触れるでしょうかね(^_^;)
【3.Nikon DL18-50 f/1.8-2.8】
あまりにも大物の発表が相次いだため、完全にその陰に隠れてしまっている感が否めませんが、ニコンからも1インチセンサー搭載の意欲的なコンパクト「DLシリーズ」がまとめて三機種登場します。その中でも、広角端が換算18mmスタートという「DL18-50 f/1.8-2.8(名前がそのまんますぎる)」は、かなり注目度が高いです。
銀塩時代も含め、ズームコンパクトとして過去になかった超広角である18mmをカバーしているだけでなく、この機種のみ、広角レンズにありがちなパースによる歪みを、水平・垂直方向に20ステップで調整できる「アオリ効果」機能を搭載しているところが、個人的にツボです。建築写真が好きな人には、マストな一台じゃないでしょうか。正直、かなり欲しいです。
【4.PENTAX K-1】
そして大本命は、やっぱりこれしかないでしょう。ついにフルサイズ一眼レフ・K-1の実機に触れる日が来ました。二十年来のペンタックスユーザーとして、この日をどんなに待ち望んだことか。しかしこのブースも、熱いペンタックスファンが長蛇の列をなしていることは想像に難くないので、下手をすれば1時間待ちかもしれませんね・・・
そういうわけで、どのブースも一筋縄では近づけそうにないので、二日間に分けて回ろうと思っています。チクリッシモを背負った白髪交じりの髭面の男がいたら、それはエンゾーかもしれませんので、お気軽にお声がけ下さい。ではみなさん、会場でお会いしましょう。