こんにちは、長澤です。 以前、こちらのブログ→「満充電のバッテリーと空のバッテリーが簡単に見分けられるバッテリーポーチ(仮):その1」(https://ulysses-blog.com/?p=3133)でご紹介した、満充電のバッテリーと空のバッテリーがひと目で分かるバッテリーポーチについて、今日は詳しい仕組みをお話しします!
小型・中型・大型のバッテリーに対応したポーチ
ここでは例として、ソニーの各種バッテリーをサイズの目安にしてお話しします。バッテリーポーチは、中に入れるバッテリーの大きさに合わせて3種類になる予定です。上の写真のようなバッテリーがそれぞれ2本ずつ入るポーチを作っています。
満充電と空のバッテリーを色で見分ける
前回、上の図でポーチの中身をざっくりご説明しました。真ん中のしきりでグリーンの部屋とオレンジの部屋に色分けされます。満充電のバッテリーをグリーンの部屋に入れておき、使い終わったらオレンジの部屋に移動させるというシンプルな作りです。
ごく一般的なバッテリーチャージャーが、充電中はオレンジのランプ、満充電になったらグリーンのランプが点くイメージがあるため、直感的に分かるようにこの2色を採用しました。
小型のバッテリーポーチに苦戦
当初、バッテリーポーチは、小ぶりなものほど作りやすそうだと思っていたのですが、いざ作り始めてみると、大きいほうが使い心地が良く、逆に一番小さいバッテリーでは気室を分ける設計があまりうまく行きません。
上の写真は現在の試作品です。中型・大型のバッテリーだと、2個のバッテリーがオレンジもしくは緑どちらの部屋に入っていたとしても、バッテリー自体に厚みがあり、仕切りの壁がバッテリーに沿って曲がってくれるため、ずれてバッテリー同士が重なることがなく、ポーチの厚みがバッテリーの厚み以上になることはありません。
ところが小型バッテリーには厚みがないため、おとなしく隣同士に並んでくれず滑ってしまい、バッテリーが重なってしまいます。特に、オレンジの部屋に1個、グリーンの部屋に1個ずつバッテリーを入れるときが重なりやすくて厄介でした。
小型バッテリーは積極的に重ねる仕様に
小型のバッテリーが滑って重なるのを防ぐのはどうしても難しかったので、これに限っては横に並べずに、始めから2個重ねることで解決しました。
バッテリーポーチの中身は以上のような仕様で進めています。エンゾー店長と同じようにバッテリー管理に悩んでいる方々に役立つポーチになるようにブラッシュアップしていきます。外側のデザイン等も決まりましたら、またブログでご報告します!