SONY α7R IVボディスーツ、手切りサンプルができました

こんにちは、どんな高いカメラでも経費で使えてウハウハの長澤です。

先日、α7R IVのボディスーツを作ることをブログで発表しましたが、それに前後して、既に何件もお問い合わせ頂いており、誠にありがとうございます。おかげさまで、今のところ順調に製作が進んでおりますので、進捗状況のご報告です!

手切りサンプルが届きました

現在、工場の中で最も経験の豊富なベテランの職人さんが、手作業で革を切り出して作る「手切りサンプル」が工場から送られてきたところです。「手切りサンプル」とは、どの段階なのか、ここでボディスーツが完成するまでの大まかな流れをご説明します。

ボディスーツ完成までの流れ

1.ひな形を起こす

1-1.イラストでデザインを考える

1-2.紙モックを作る

1-3.工場で手切りサンプルを作る(←イマココ)

2.金型サンプルを作る

2-1.手切りサンプルを元に金型を作る

2-2.金型で革を抜いてサンプルを作る

3.量産と出荷準備

3-1.複数の作り手により、量産品をいくつか作る

3-2.量産開始

3-3.一つひとつカメラに装着して成形する

3-4.出荷

手切りサンプルや金型は、何度か修正を繰り返して完成します。手切りでうまくいったからといって金型がうまくいくとは限りません。むしろ、手切りサンプルで完璧に合っていた寸法が、金型をおこすと微妙にずれてしまうことのほうが普通で、この金型の修正が、ボディスーツの出来不出来を決める最も大きな山場の一つなのです。

更に金型が狂いなく仕上がったとしても、量産の段階でバラつきは出てしまいます。普段の生活の中で、「量産品」と聞くと、全て機械によって作られ、人の手がかかっていないかのように思いがちですが、必ずしも、量産=手づくりではない、ということではありません。むしろ、全て手作りと言っても差し支えないくらいです。

よって、工場から届いた量産品は、1個1個カメラの形に合わせて、成形する必要がありますが、硬い革を完成後に曲げ直す作業は、繊細かつ非常に力がいる作業で、とても時間がかかります。地味ですが、とても大切な工程です。

ざっくりと説明すると、以上のような流れでボディスーツが作られます。

今、「手切りサンプル」が届いたところなので、まだ序盤のようですが、α7シリーズのボディスーツを作るのは今回で4回目。工場との長年の信頼関係があり、現時点でもかなり完成度の高いサンプルが上がってきたため、今回は修正が少なくすみました。

いつ完成するの?

このまま順調に行けば年明けにはお届けできるのではないかと思っているのですが、年内か年明けになるか、まだ微妙なところなので、詳しいスケジュールが分かり次第また報告いたします。続報をお待ちください!

  • 拍手! (0)

予備バッテリーも入るコンデジ用ポーチ、NEWクッシーノ誕生

こんにちは、長澤です。

うちの店長は、たまに発作を起こします。最近の発作は「GR3のバッテリーが持たない病」でした。処方箋として「予備バッテリーという薬」を欠かさず持ち歩いているのですが、かなり小さいのでバッグの中で迷子になってしまいがちです。これが解決するまで店長の発作は治りません…。

そこで、ULYSSESの定番であるカメラポーチ『クッシーノ』に予備バッテリーが入るよう、ブラッシュアップすることになりました。

ここまで読んで、「あれ?わたしのクッシーノにはバッテリー用のポケット付いてるよ?昔、そういうモデルがあったよね?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。確かにそうなんですが…。

実は、ここに来るまでに紆余曲折ありました。今日は、これまでクッシーノがどのように変化してきて、今どんな形になったのかお話しします。

シンプルな初代クッシーノ

最初のクッシーノは、ソニー RX100シリーズやリコー GRシリーズに合わせた大きさで、ポケットのないシンプルなデザインでデビューしました。それらのカメラは、新しいモデルが出る度にどんどん性能が充実していき、その分、バッテリーの減りが早くなってしまい、写真をたくさん撮る人は、次第に予備バッテリーが欠かせなくなっていきました。

ポケット付きのクッシーノが誕生

そこで、カメラと予備バッテリーを一緒に持ち歩けたら便利だと思い、内側にバッテリーが入るポケットが付いたクッシーノができました。バッテリーを持ち歩くヘビーユーザーさんたちに好評でした。

ところが、その一方で、バッテリーを持ち歩く必要がないお客様の間で、「カメラを出し入れするときにポケットが邪魔になる」という声が聞こえるようになりました。

原因は、RX100に取り付けるソニー純正の後付けグリップ。RX100は、ツルンとしたフラットなグリップで握りにくいので、純正のラバーグリップを買い足して装着するユーザーが増えたのですが、そのグリップが出っ張ったポケットと重なり、出し入れがしにくくなるという問題が起こりました。

クッシーノは、カメラの形が平らであることを前提に作られたため、「グリップはつけないけれど予備バッテリーは持ち歩く人」だけに便利な仕様になっていたのです。

結局、クッシーノは、また元のポケットがない状態に戻りました。

しばらくこの仕様が続いていたのですが、大ヒット商品となったGR3が出たことで、長い間忘れていたバッテリー問題が再び浮かんできたんです。GR3はかなり電池を喰うので、よく使う人は、やっぱり予備バッテリーを持ち歩かなければなりません。

しかし、以前と同じポケットの作り方をすれば、また同じひっかかり問題が発生することは明らかです。そこで、GR3のようにグリップ部分が膨らんでいても、あるいはRX100シリーズのように後付けグリップを付けた場合でも、カメラとバッテリーがうまく共存できるように、デザインを考え直すことになりました。

「ちゃんと入ってちゃんと閉まる」新しいクッシーノ

試行錯誤の末、新しいクッシーノが完成しました。カメラと予備バッテリーがちゃんと入って、蓋がちゃんと閉まります。

以前より多少大きくなりましたが、並べて比較してみてもあまり分からないくらいの差です。ほとんど変わらない大きさのまま、より心地よく使えるようになりました。

これを実現できた理由は、ポケットの形状を変えたことにあります。

以前は、壁面に別生地でポケットを取り付けていたのに対し、今回は、壁面の背中に切れ目を入れ、中に袋を作りました

そうすることで、ポケットを使わないときは壁面が平らになります

ポケットありorなしが選べる

現在は、旧タイプの在庫があるので、ポケットがあるものとないものどちらか選んで購入できるようになっています。(2019年9月◯日現在)用途や好みに合わせてクッシーノを選んでみてください^^

  • 拍手! (3)

バッグの中でレンズキャップポロリ問題解決法

こんにちは、長澤です。

わたしは、普段カメラを使うのは旅行のときがほとんどです。移動中、カメラを使わないときは、必ずレンズキャップをして持ち運びたい派なので、いつもキャップをつけてバッグに入れるのですが、次に取り出すとき、キャップが外れていることがしばしば…。ホコリや傷からレンズを守りたくて付けているのに、バッグの中で外れたキャップがレンズに当たって、逆に傷つけてしまいます。

7割がポロリ経験あり!

ULYSSESユーザーのみなさんはどうでしょうか。先日、ULYSSESの公式ツイッターで、アンケートを取ってみました。

カメラをバッグに入れるときにきちんとレンズキャップを付けたはずなのに、バッグの中でいつの間にか落ちていたことがあるかどうか、この質問について、約7割の方が「レンズキャップが落ちたことがある」と回答しています。

入れるときは確かにつけていたのに、一体どうして落ちてしまうのでしょうか。この「レンズキャップポロリ問題」を解決する方法を考えました。

いつのまに?なぜキャップが落ちてしまうのか

いつのタイミングでどのようにしてキャップが取れているのか、そのメカニズムが分かれば解決できると思い、観察してみました。

まず、キャップを見てみると、ボタンが内側にあるものと外側にあるものがありました。内側にボタンがあるタイプも、押すと外周が一緒に動くようになっています。実は、これが、全ての元凶なのです。

カメラのグリップを上にしてバッグに入れようとすると、バッグの端っこにキャップのボタンが当たっているのです。(レンズを下に向けて入れる場合も同じ)

【バッグの縁に当たっている場合】

【パーテーションに当たっている場合】

【バッグの中を押し広げる場合】

このようにカメラをバッグに入れるときに、バッグの様々な場所にボタンを押されてキャップが取れてしまっています。運んでいるうちに取れるのではなく、入れてすぐに取れていることが分かりました。では、その解決法を紹介します。

解決法1 キャップを90度ずらす

【通常通りの付け方】

【90度回転した付け方】

たったこれだけです!キャップを真横にして入れるだけで、ポロリしなくなるのです。信じがたいですが、試しに90度回してみたら、たったこれだけのことで本当に落ちなくなりました。

解決法2 フードを付けるorフードを正位置のまま収納する

フードをしていないと、キャップのボタンが直接バッグの端に当たってしまいます。また、フードを付けていたとしても、バッグに収納する際にフードを逆位置につけ直すことがあると思います。こうすることで、いくらフードを付けていてもキャップがバッグの端に当たって落ちてしまいます。

例えば、こちらのライカには、数百円で買える安いフードをねじ込みました。レンズ先端ではなく、フード先端にキャップを入れることができます。これで、どこからもキャップに触れられなくなり、勝手に外れることはありません。フードがプロテクターの役目にもなり、レンズに直接刺激もありません。カメラにクリックストップ式のフードが用意されていない場合は、このようにねじこみ式のフードとキャップで落ちないようにすることができます。

α7等では、このようにクリックストップ式のフードを正位置のまま収納すればキャップは落ちません。(バッグの中で場所を取ってしまうという欠点はあります)

解決法3(?)バネが強いキャップを使うのは?

サードパーティー製のレンズキャップはバネが強力なので、これに変えれば取れにくくなるのでは、とも考えました。しかし、いくらバネが強力でも、キャップの仕組みは変わりません。ですので、キャップを変えるより、キャップを付ける向きを90度変えるか、フードを付けることをおすすめします。

いかがでしょうか。皆さんもお使いのカメラに合わせた方法でレンズキャップポロリ問題の対策をしてみてください。問題解決に繋がれば嬉しいです^^

  • 拍手! (7)

安心してください、SONYα7R IV用ボディスーツ作りますよ

こんにちは、長澤です。

ソニーからミラーレス一眼の最新機種「α7R IV」が発表されましたね。ULYSSESでは、これまでα7シリーズのボディスーツを作ってきて、たくさんのα7ユーザーの皆様にご愛用頂いています。ありがとうございます。今回も、みなさんからのご要望を頂き、ボディスーツの開発を検討していたところ、ソニーストアにα7R IVが展示されていると聞いて、早速、店長と一緒にソニーストア福岡に行ってきました。

~ソニーストアにて~

長澤「店長ありました!これがα7R IVですね」

エンゾー「お!このレンズめっちゃいいやつじゃん(そっち)。欲しい!持って帰りたい!」

長澤「いやダメです(真顔)。店長、ボディスーツの検証に入りましょう」

エンゾー「…うん。α7R IIIと大きさが近いはずだけど、ややグリップが大きくなったという話なので、試しに、今ULYSSESにあるα7R III用のボディスーツを着せてみよう」

長澤「それが入れば、新しいボディスーツを作らなくてもいいですね。5分触っていいそうなので、5分の間にじっくり検証しましょう!」(当時は発表直後だったので時間制限があったのです)

エンゾー「じゃあ、早速このボディスーツを装ちゃk…。全然入らんね」

長澤「5秒で十分でしたね(笑)。α7R IIIとほとんど大きさは変わらないように見えるんですが、どうして入らないんでしょうか」

エンゾー「α7R IIIに比べて、思った以上にグリップの奥行が深くなっているな」

長澤「ほんとだ、グリップ部分が違いますね。それじゃあ、新しくα7R IV専用のボディスーツを作りましょう!」

エンゾー「いや、ちょっと待って。これだけグリップに奥行があるカメラにボディスーツを着せてしまうと、更に分厚くなって、握り心地が悪くなるんじゃないかな。もしかしたらボディスーツを作らないほうが良いかもしれない。慎重に考えよう」

長澤「ボディスーツを着せない方が良い場合もあるんですね」

エンゾー「実は今まで、NikonやCanon等の一眼レフのボディスーツは一切作って来なかった。元から厚みのあるカメラにボディスーツを着せると握りにくくなってしまうから、むしろ何も付けずにそのまま使った方が良いんだ」

長澤「う~ん、なるほど」

そこで、ソニーストアの店員さんに尋ねてみると、来店して展示機を触ったお客さんたちは、以前より握り心地がよくなっていると感じている人が多かったそう。

エンゾー「これまでのα7シリーズが、このα7R4より握りにくいと言われるのには2つ理由がある。ひとつは、グリップの奥行が短いため、握り込みが浅いこと。もうひとつは、グリップの高さがないので、小指が余ってしまうこと。α7R IVでは、ボディのコンパクトさはそのままに、グリップ部分の奥行きが増した。更に、グリップ先端の角度を上げたことで、小指までグリップに乗るようになったんだ」

長澤「へえ~。握りやすくなったのなら、やっぱりボディスーツは必要ないのではないでしょうか」

エンゾー「これらはあくまで過去のα7シリーズと比べての意見だから、ソニー以外の機種との比較も考慮しなきゃいけない」

店員さんによると、NikonZシリーズの方が、もっとグリップが深くて握りやすいという人もいるといいます。

エンゾー「特に手が大きい人にとっては、あのくらいの方がベターだったりする」

長澤「なるほど。あれ、店長、グリップを握ったときに指が端まで届いてないですね。わたしより手小さいです(笑)。子どもの手みたい(笑)」

エンゾー「うるさいなぁ(笑)。そう、僕は手がかなり小さい方だから、もっと手が大きい人はたくさんいる。α7R IV以上のグリップの深さを求めている人も多いはずなんだ」

長澤「それじゃあ、ボディスーツを装着して厚みが増しても、その方が使いやすいと感じる人がいるんですね」

エンゾー「そういうこと。というわけで、今回もボディスーツ作ることにしよう」

検証の結果、SONYα7R IVのボディスーツを作ることになりました!進捗は、またブログでお知らせしていきます。お楽しみに!

おまけ

ULYSSESとソニーストアがコラボして作った博多織のストラップです。ソニーストアで購入できるので、ぜひ見てみてください^^

  • 拍手! (10)

鍵・スマートキー・カードキーをひとまとめにできるULYSSES3つ目のキーケース:中編

こんにちは、長澤です。
前回は、ULYSSESの引っ越しがきっかけで新しいキーケースの開発が始まったことをお話ししました。これまで何度も試作品を作って改良を繰り返し、いよいよ完成というところだったのですが、最新の試作品がULYSSESに届いてからのプロダクト会議で、思わぬ展開が待っていました。

使いたいキーケースは本当にコレなのか

~プロダクト会議にて~

工場から届いた最新の試作品に全ての鍵を入れてみると、キーケース全体がものすごく膨らんでしまいました。鍵と鍵がかぶらないように計算しているためジッパーは閉まるのですが、見た目がパンパンで、可愛いとは言えません。特に、せっかくの革小物なのにジップの幅が広くて目立ってしまい、「革をかぶせてでもジッパーを隠したい」という声もあがりました。

更に、キーケース全体の大きさも問題でした。最初のサンプル(左)から今回届いたサンプル(右)までを並べて比較してみると、どんどん肥大化しているのが分かります。使い心地を良くしようとするうちに、使いたくなる見た目ではなくなってしまったのです。

「正直、自分だったらこの大きさのキーケース欲しくないです。これってもうほとんど財布と同じ大きさじゃないですか。そのサイズのものを2個持ち歩きたくないです」

と、ここに来てスタッフの隠せない本音が噴出してきました。順調に進んでいるように思えたキーケース開発でしたが、もう一度見直す必要が出てきたのです。

入れたい鍵を全部入れて限界までスリム化

 このプロダクト会議で今一度、「自分たちが心地よいと思える条件は何か?」を整理し直しました。そこで、優先することになったのは、軽快に持ち歩くために限りなくカードサイズに近いサイズに収めることと、見た目を大きく損なうようなジップの使い方はしないこと。更に 、この2つの制約の範囲内で、最大の容量を目指すという方向性が定まりました。

これらを踏まえて、新たに出てきたキーケースの案は、次のようなものでした。

もとのキーケースは、普通の鍵6本、スマートキー、カードキー、歪な鍵が入るように作っていたのですが、スリム化するために普通の鍵を4本まで減らすことにしました。それでも、物理キー+その他のキーを合わせて全部で7つ収納できるので、十分大容量だと考えたのです。この新しい案について、これまでのキーケースとどう変わったのか、長澤がエンゾー店長に聞いてみました。

長澤「普通の鍵を4本に減らしたら、そんなにキーケースをスリムにできるのでしょうか」

エンゾー店長「うん、普通の鍵4本をカードキーの上に並べてみると、ちょうどこのサイズに収まる。5本になるとはみ出してしまうので、この『4本』という数が重要なんだ。ここに、スマートキーと歪な鍵を重ねれば、キーケースをこの大きさまで小さくすることができる」

長澤「なるほど!鍵4本だからこの小ささが叶うんですね!金具を使わず鍵を鞘に挿す方法や鍵が落ちない方法は、これまで作ったものがベースになっているから、少し遠回りしたけど、何も無駄ではなかったんですね」

エンゾー「あとは、スマートキーなどのゴロゴロしたキーを入れるところにジッパーを付けるか、他の方法で蓋をするか考え中なんだ」

ULYSSES3つ目のキーケース、完成まであともう少しです。たくさん入って薄くて軽いキーケースになると思います^^普通の鍵、スマートキー、カードキー、自転車の鍵、全て1つにまとめて持ち歩きたい!という方は、ぜひ楽しみにお待ちください。

  • 拍手! (3)

鍵・スマートキー・カードキーをひとまとめにできるULYSSES3つ目のキーケース:前編

それはオフィスの引っ越しから始まった

こんにちは、長澤です。先日、当ブログでULYSSES(ユリシーズ)本店への行き方をお伝えしたところ、早速東京からお店にお客さまが来てくださって、とても嬉しく思いました!ありがとうございます。
さて、その「会社の引っ越し」がきっかけとなり、今、新たな商品開発が進められています。ULYSSESが2018年2月に今の場所に引っ越したとき、ある問題が起こったのです。

店長がきのうまで使っていたキーケースが突然使えなくなった事件

~2018年2月~

去年まで、エンゾー店長はULYSSESの「ヴォラーチェ」というキーケースを使っていました。

◎ヴォラーチェ(大食い) ※販売終了

鍵をいっぱい持っていて、更に車のスマートキーも全部まとめて持ちたい人のためのキーケース。革と真鍮という、革小物らしい素朴な素材の組み合わせがチャームポイントでした。一見そんなにたくさん入っているようには見えないけれど、見た目よりもはるかにたくさん入ります。全部中に入るので、鍵の束をジャラジャラさせずにひとつの塊として持ち歩くことができます

店長は、このヴォラーチェに会社の鍵や家の鍵、スマートキーを付けて使っていて、全部ひとまとめにして持ち歩けるところが気に入っていました。ところが、今のビルに引っ越して、前の職場の鍵がなくなった代わりに「セコムのカードキー」が必要になり、それまで縁のなかったカードキーが毎日必ず使う欠かせないキーとして生活の中に加わることになったのです。しかし、きのうまで当たり前のように使っていたヴォラーチェには、サイズ的にも形状的にもカードキーが入りません。

エンゾー「な、なに…!?ヴォラーチェが使えないだと…!?」

しょうがないので、急場をしのぐためにカードキーを財布に入れることにしましたが、財布にはもともとSUICAを入れていたので電波の干渉問題も発生。更に、家の鍵やスマートキーとカードキーが別の場所になり、とても不便になってしまいました。

ちなみに、ULYSSESには、もうひとつ、モルースコというキーケースもあります。

◎モルースコ(2枚貝)

鍵を取り出すところからしまうところまで、一連の動作を片手で済ませることができるのが特徴ですが、鍵が4本までしか入らず、更に平たい鍵以外入れられないという制限もあります。

これも店長が求めているキーケースとは違うのでした。

エンゾー「全部1つにまとめたい…。こうなったら、普通の鍵・スマートキー・カードキー全てひとまとめにして持ち歩けるキーケースを作ろう!」

こうして、ULYSSES3つ目のキーケースである、スマートキー&カードキーケースを作ることになったのです。

第3のキーケースの特徴(仮)

まだまだ試行錯誤中のカードキーケースなのですが、最初は、鍵6本・スマートキー1個・カードキー1枚・駐車券1枚・自転車の鍵1個が入ることを目標に作り始め、以下の3つの工夫を施しました。

まずは、キーケースにありがちな金具を使ってみた

キーケースによくある伝統的なキー金具は、それほど耐久性が高くないため、ある程度使うと一本、また一本とフックが取れてしまうという欠点があります。新しいキーケースにも一度、その金具を付けてみたのですが、硬いキーと硬いスマートキーが重なってむちゃくちゃ分厚くなり、ジッパーが閉まらなくなりました。どのくらい厚いかというと、サンドイッチくらい厚い。そのため、少しでも厚みを減らすよう、鍵の収納方法をゼロから見直すことになりました。

刀のように鍵を1本ずつ鞘(さや)に挿す方法

次に考えたのが、金具の代わりに鍵を1本1本鞘に収める方法です。鍵を繋ぎ止めるリングがないのでかさばりません。それに、キーケースを開けた瞬間に鍵が一覧できてパッと使えます。

鍵の挿し方も色々試し、互い違いに挿すと効率良く収まりました。また、左右の面でそれぞれ鍵の向きを変え、キーケースを閉じたときに鍵同士が重ならないように工夫しました。左は上から2本と下から1本、右は上から1本と下から2本入ります。

スマートキー、カードキー、自転車の鍵が入るポケット

本をめくるように次のページがあり、そこに駐車券を入れるポケットがあります。カードキーはスマートキーの裏側に入れられます。

また、自転車のキーを始め、ロッカーのキーやマンションのキーなど、キーの頭にゴロンと厚みがあるキーは鞘には挿し込めないので、そういう歪な形の鍵が入るところが欲しいと思い、スマートキーの下にスペースを作ろうと考えました。ストレッチ生地を使い、スマートキーや自転車のキーを柔軟性の高いポケットの中に挟み込むことで、狭いスペースに2つのポケットを作ることが可能になりました。

実は、駐車券を入れるようにしたのは、お客さまからのご意見がきっかけでした。ヴォラーチェを購入した方々からの「惜しい!これにあと駐車券が入れば!」という声があったんです。ヴォラーチェは、たくさん入ってコンパクトなのが特徴の一つなので、駐車券が入るサイズではありませんが、今回カードキーケースをつくることになって、駐車券問題も一緒に解決できました。

と、ここまで順調に思えたのですが、数ヶ月かかって、やっと工場から届いた試作品を前に、思わぬ議論が巻き起こりました。一体何があったのか、このキーケースの問題点や進捗は、後編で…

  • 拍手! (6)

【ゆる募】チェッラより大きいカメラケースがあったら何入れる?

こんにちは、長澤です。突然ですが、みなさんはカメラを外に持ち出すとき、何に入れて運ぶでしょうか。カメラの持ち運び方をざっくり分けると、「カメラバッグを使う派」と「普段使っているバッグにカメラケースを入れる派」の大きく2つに分かれると思うんです。ちなみにわたしは以前、カメラをタオルで包んでバッグに放り込んでいました(汗)。
で、ここからが本題。普段遣いのバッグにケースを入れて日用品と一緒にカメラを持ち運ぶ派(長すぎる笑)のみなさんは、今どんなケースを使っていますか?カメラの大きさや形は様々で、用途も人それぞれなので、自分にぴったりなケースが見つからない方もいるのではないでしょうか。ULYSSESでも、すでにいくつかのケースを販売していますが、今あるケースだけでは入れられるカメラが限られています。そこで、より多様なカメラに対応するために新しいケースを作ることになりました!今日は、新しいケースについて、みなさんにご意見を頂きたいと思います!

ウチって小さいカメラを入れるポーチばっかじゃね?

まず、既存のケースを紹介します。ULYSSESで今販売しているケースは3つあります。

リコーのGRシリーズやソニーのRX100シリーズなどのコンデジが入る「クッシーノ

クッシーノより大きいですが、機能を削りシンプルにしたことで、リーズナブルで気軽に使える「チェッラ

もっと大きなソニーのRX1シリーズやフジのX100シリーズ、ライカなどが入る「サッコ

それぞれ大きさや機能は異なりますが、大きなカメラが入って且つシンプルなケースがありません。
今回新しく作ろうとしているのはチェッラのように気軽に使えてチェッラより大きいケースです。

チェッラの特徴

内側はふわふわした素材で衝撃に強く、最低限の強度があるので天面ジップのスライダーをいつでもスムーズに動かすことができます開け閉めが簡単なのが最大の特徴です。

また、SサイズとMサイズがあり、それぞれ以下のようなカメラに適しています。

Sサイズ: キヤノンEOS M10、EOS M100など+EF-M 15-45mmまで、G1 X MarkIIIなど

Mサイズ: キヤノンEOS Kiss M+EF-M 15-45mm、フジX100F、X-E3、ソニーRX1RII、α6500、オリンパスOM-D E-M5 Mk2、PENなど+パンケーキレンズ

※写真はEOS M10+EF-M 22mmF2をSサイズのチェッラに入れたイメージです。

EOS Kiss MはMサイズに入ると書いていますが、本体と標準ズームEF-M 15-45mmならSサイズのチェッラにも入れることができます。Mサイズに入れた場合、カメラの上に余裕ができ、Sサイズだとぴったり入るくらいです。個人的には、ぴったりSサイズに収めるのがおすすめです^^

チェッラよりひと回り大きいカメラケースに何を入れる?

2サイズあるチェッラですが、それでも入る機種は限られています。例えば、フジのX-Pro2にXF23mmF1.4を付けたものになるとチェッラには入りません。

そこで、ちょっと鼻先の長いレンズやもう少し大きなカメラに対応した「大きめのチェッラ」を作ることになったんです。

デザイン等は未定で、どんなカメラとレンズの組み合わせを考慮して作るか検討中です。

もしみなさんなら、お気に入りの普段使っているバッグの中にカメラを放り込むとしたら、どんなカメラ(とレンズ)を入れたいですか?
コメント欄にてみなさんの声をお聞かせください!

  • 拍手! (12)

【福岡 天神】商品を手にとって試せる!ULYSSES(ユリシーズ)本店への行き方

こんにちは、長澤です。
突然ですが、福岡にULYSSESの全商品を購入できる店舗「ULYSSES本店」があるのをご存知ですか?「え、ULYSSESって東京か大阪のお店だと思ってました!」という声がとても多いのですが、実は、ULYSSESは福岡のお店なんです。また、福岡にあるのは知っているけど、どうやって行けばいいの?という方もいらっしゃると思います。そこで、今日は、「ULYSSES本店」までの行き方を紹介します!(手っ取り早くGoogle Mapに住所を入れたい場合は、このページの最後までスクロールしてください)

実は、この店舗は2018年2月にオープンしました。なんで今まで黙っていたかと言うと、特に理由はありません。報告するのを忘れてました(汗)

ULYSSES本店までの行き方

福岡中央郵便局(福岡市中央区天神4丁目3-1)を出発地点とします。まず、郵便局の前を真っ直ぐ進んで行くと、右手に↑赤煉瓦文化館↑が見える交差点まで辿り着きます。

正面には、このようにビルがたくさん見えます。このまま直進すると橋ですが、その橋は渡らずに、この交差点を左に曲がります。

なお、右に曲がると九州最大の歓楽街・中洲へともれなく吸い込まれていくのでご注意ください。

角を曲がると、右手側に川があり、奥にJAさんのビルが見えます。このまま直進してください。

コインパーキングが見えたら、その隣の、最上階に黄色いペントハウス(?)が乗っかっている白いビル、これがULYSSES本店がある建物です。カエルのマークの看板が見えますよね^^

ビルの1階は美味しい地鶏料理のおも屋さんです。

奥に進むと「永島ビル」の入り口に到着。

扉の前にこんな看板を置いています。

ビルの中に入ると、古くてちょっと懐かしい雰囲気が漂います。


階段を登って2階へお越しください。

2階に着いてすぐ左側にULYSSESの入り口があります。

扉を開けるとカエルくんがみなさんをお出迎え。

ULYSSES本店へようこそ!
今販売中の商品が全てここに並んでいます。店頭にあるストラップやケースなどは、実際にカメラに着けて使用感を試して頂けますので、ぜひ、今使っているカメラを持って遊びに来てください。

お店の紹介をしていなかったのにも関わらず、国内各地、そして海外から、ぽつぽつとお客さまが足を運んでくださっています。ありがとうございます。

みなさんが今、どんなカメラをどんな風に使いたいと考えていらっしゃるのか、そんな話をULYSSESは常に求めています。もしよろしければ、お店にいらっしゃったときにはお話しをお聞かせください!

店舗情報は下記のとおりですが、営業時間は10時半~18時半ぐらいまでなんとなくやっていますので、だいたいそのくらいの時間にお越しいただければと思います…(笑)土日はお休みです。ごめんなさい><

お気軽に遊びに来てくださいね。みなさんとお会いできるのを楽しみにお待ちしています♪

ULYSSES® 本店

※販売中の商品全てがご覧いただける唯一の店舗です。

福岡県福岡市中央区天神4-7-18
※お客様の現在地からULYSSESまでのルートを確認するには、上記の住所をGoogle Mapにコピー&ペーストして頂くのが一番簡単です!

TEL 092-406-9960

OPEN 平日11:00~18:00

ULYSSES®製品 お取扱い店舗一覧はこちらhttp://ulysses.jp/user_data/shop_list.php

  • 拍手! (7)

MサイズのストラップをSサイズ(90cm)に短くして使う方法

こんにちは、長澤です。

【首掛け派?斜め掛け派?】

さて、みなさんは普段、カメラストラップをどのように下げていますか?
短くして首から下げたり、肩から斜め掛けにしたり…。

昔は、カメラと言えばフィルムカメラだったので、ファインダーを「覗いて撮る」一択でしたよね。そのため、カメラを顔に近づけて撮るのに、多くの人がストラップを首から下げて使っていました。首掛けのストラップのポピュラーな長さは90cm程度で、これがだいたいSサイズと呼ばれていたものです。なぜ90cmかと言うと、それより長いとカメラの位置が下がりすぎ、ズボンのベルトのバックルなどに当たってしまうから。

最近では、どのカメラにもモニターがついているため、腕を伸ばしてカメラを顔から遠くに離し、画面でライブビューを見ながら撮ることが増えました。また、肩がけや斜めがけなど掛け方も多様化しています。特に、「覗いて撮る」ことがほとんど無いデジカメが普及してからは、世界中でSサイズのストラップの需要はどんどん減り、ULYSSESでも取り扱いがなくなりました。

しかし、今でもごくたまに、Sサイズのストラップが欲しいとお問い合わせを頂くことがあります。いつでもぱっと撮影できるようにストラップを首から下げて使いたい方や、体格によってSサイズを斜め掛けにして丁度良い場合もあり、Sサイズの需要は全くゼロにはならないのです。
※身長157cmの長澤がSサイズを斜め掛けするとぴったりでした

【幅広く長さが調整できるカメラストラップ】

そこで今日は、ULYSSESのMサイズのストラップをSサイズとして使う方法を紹介します!

ULYSSESのストラップの中でおすすめしたいのは「クラシコ・グランデ」と「70%グランデ」です。定番の「クラシコ」と比較して首当てが短く調整部分が長いため、用途に応じて長さを大きく変えられます。大きくて重い一眼レフなら「クラシコ・グランデ」、ミラーレスなら「70%グランデ」がおすすめです。

まず、こちらがストラップを一番長くした、約110cmの場合です。斜めがけできる長さです。

次に、これがストラップを一番短くした約80cmの状態。一番長くしたときから、最大30cm短くできました。このように、「クラシコ・グランデ」や「70%グランデ」は、MサイズのストラップをSサイズやSSサイズ的に使うことができるんです。

【スッキリ収まる報道結び】

ストラップの長さをまとまり良く調整するときのポイントは巻き方

ULYSSESでは、「報道結び」「ニコン巻き」と呼ばれる、ストラップ先端を一往復半折り返す巻き方をおすすめしています。

頑丈で抜けにくく、調整して余った部分が内側に収まってくれるので、見栄えがスッキリします。それだけでなく、長い調節部分を三等分に折り畳めるので、大幅に短くセッティングしたいときにピッタリの結び方です。

詳しい巻き方はこちら→http://ulysses.jp/user_data/strap_musubikata.php

首掛けと斜め掛け、どちらも捨てがたいという方はぜひ試してみてください^^

  • 拍手! (5)

iPadと日用品が整然と収まるミニマルなバッグが欲しい②

こんにちは、長澤です。前回は、ガジェットオタクの店長が、iPadを持ち歩くためのバッグをずっと水面下で温め続けて来ていたことをお知らせしました。今日は、過去の試作品や工夫点、現状などバッグ制作の過程を紹介します。

【薄さへのこだわりにより直面した問題】

エンゾー「これが今までの試作品の一部だよ」

長澤「ひえー!こんなにたくさん!2年前から今まで、どんな風に変わって来たんでしょうか」

《バッグを上から見たところ》

エンゾー「もともと、財布・スマホ・家の鍵・iPadの4つを入れるバッグにするつもりだったんだけど、iPad+2つまでは入るけど、残りの1個がどうしても入らなかった」

エンゾー「そこで、外側にポケットを付けた。大きめのポケットにしたのは、長財布の人もいると思ったから。これで無事に4つの物が入るようになったものの、薄さにこだわっていたはずなのに、今度はポケットのせいでバッグ全体が厚くなってしまったんだ」

長澤「それに前回の話の流れだと、入れたいものは結局、その4つでは収まらなかったんですよね?」

【ただの「薄いシンプルなバッグ」から「それだけで1日過ごせるバッグ」へ】

エンゾー「そう。試作品を実際にしばらく使って過ごしてみると、すぐに、1日この4つじゃどうしても足りないと思うようになったんだ。取材や趣味撮影のために、小さくて良く写るカメラが1台は欲しい。ビジネスで名刺交換はするから、名刺入れもあったほうがいいよね。それから、途中で絶対バッテリーがなくなってくるから、充電器もしくはモバイルバッテリーのどちらかは必要になってくる」

長澤「確かに、1日過ごすとしたら、そのくらいは必要ですよね。でも、そんなにたくさん入って薄いバッグなんて作れるんでしょうか」

エンゾー「そこなんだよね。薄くしたいけど入れたいものは多い。異なるコンセプトがバッティングしていた。バッグに入れるものを最低限に抑えるのか、入れたいものが全部入るようにある程度厚みのあるバッグにするのか、どちらか選択しなきゃいけなかった」

長澤「う~ん、究極の選択ですね。それで、どっちを取ったんですか?」

エンゾー「少ししか物が入らないというコンセプトは、一見シンプルで良さそうに感じるんだけど、行動を制限されるバッグは、いずれ使わなくなると思った。なので、見かけの薄さは一旦捨てて、外側にポケットを付けるのをやめて、奥行きを増すことで中に入れたいものがきちんと入るバッグにすることに決めた」

長澤「多少厚みが出てでもバッグの中を充実させたんですね。じゃあ、そのことで中のレイアウトはどう変わったんですか?」

【重要だったポケットの配置】

エンゾー「最初は、タイルみたいに縦横きっちり揃えてスペースを作ればうまくいくと思ってたんだけど、実際にものを入れたらそうはならなかった。物を入れるとポケットはレモン型に膨らんでしまうんだ一番厄介だったのが、後から増やしたカメラだった。他のものがどれも薄い中で、コンデジだけがボコッと分厚いので、とても収まりが悪いんだ」 

長澤「確かに、財布よりずっと厚いですね」

エンゾー「そこで、どこだったらレンズの出っ張りが邪魔にならないか試した結果、2つの前ポケットの間になら居場所があることが分かった。それが、ゴツゴツしたものが重ならないように物の中心をずらすことで狭い範囲に物がたくさん入るという気づきにつながったんだ」

長澤「すごい!バッグが全然膨らまずにきれいに入りましたね。まだ少し余裕があるので、出し入れしやすいし、もっと物が入りそうです」

エンゾー「うん。カメラを入れるミニケース自体が仕切りの役割を果たしてくれて、横にできたスペースにも物を入れることができたので、通常ならデッドスペースになる部分が収納として活かせるようになった。効率の良い物の入れ方とは何かが分かってきたので、これで一気に前進した」

【長財布でもスマートに収まるポケットに】

長澤「ところで、長財布はもともと外側の大きなポケットに入れるはずだったのに、外側のポケットを無くしたのなら、どこに入れることにしたんですか?」

エンゾー「もともと、↑ここ↑が財布を入れるスペースだったんだけど、Lジップウォレットくらいの小さくて薄い財布なら丁度いいものの、長くて分厚い長財布だと入らない。なので、どんな財布を使っている人でも使いやすいように、財布を入れるスペースは、ポケットじゃなくてトンネル構造にすることにした」

長澤「ポケットとトンネルって何が違うんでしょうか」

エンゾー「ポケットは、入り口が広くても底に行くほど狭くなり、最後にはマチがなくなる。そのため、物が底に辿り着く前に途中で引っかかってしまうんだ。トンネルは入り口から底まで同じ幅の筒状なので、スムーズに物を出し入れできる」

長澤「なるほど!」

エンゾー「ところが、こんな風にバッグの中に色々と機能性の高いポケットを組み込むと、製作がすごく難しくなって、その分コストも跳ね上がってしまったんだ。試作だけでもかなりコストがかかるから、量産すれば尚更ね」

長澤「国内で生産するとなると、すごい価格になってしまいそうですね。それじゃあ、どうしたんですか?」

エンゾー「現実的な価格で作るために、バッグの外側とインナーケースを別々に作って、あとからはめ込むことにした」

長澤「おお!大きく変わりましたね」

エンゾー「そうなんだ。ここからは今度話そう」

何度も試作を繰り返してきた、iPadが入るバッグ。ここまでの話は試作のほんの一部。続きはまた今度…

  • 拍手! (11)