バックパックを降ろさずに必要なものだけすぐ取り出せるボディバッグ

こんにちは、長澤です。

前回のブログでは、クラレさんとのコラボ企画「ROUND OUT(ラウンドアウト)」についてご紹介しました。今回は、ユリシーズがROUND OUTでどんな製品を作っていこうとしているのかをお話しします。

某日某所、エンゾー店長は、東京で行われたクラレさんとのミーティングで「ユリシーズさんはクラリーノで何を作りたいですか?」と尋ねられ、初めて目にする人工皮革を前に、ふと、ある出来事を思い出しました。

手ぶらで自転車に乗るなら、とりあえずバックパックだよね

実はそのミーティングに参加する半年ほど前から、店長はジムに通い始めたところで、「ジムバッグが欲しい」と思っていました。ジムへは自転車で行くつもりだったので、手ぶらが絶対条件です。だったらバックパックだよねということで、お気に入りを見つけて使い始めました。

店長が購入したバックパックは、THE NORTH FACE (ザ・ノースフェイス)の「ACCESS PACKO2」。珍しいハードシェルタイプのバックパックで、中身の有無に関わらず、丸っこいフォルムが保たれるのが特徴です。また、気室が潰れることがないので、非常に中身が見やすくなっています。

店長はそれまでバックパックをあまり積極的に使ったことがなかったので、最適な運用方法を知るためにも、ひとまず必要なものをひと通り入れてみました。

赤い袋には、ウェア上下と下着の着替えが入っており、ほかに、シューズ、財布、スマホ、キーケース、スポーツドリンクのペットボトルが店長がジムに行くときの基本的な持ち物です。

自転車に乗るときは、前ポケットに板状の硬いもの(スマホとか)を入れるとズボンの生地が突っ張ってペダルが漕ぎにくい上、尻ポケに財布を入れると気づかないうちに落としてしまうこともあるので、それを洋服のポケットに入れるという選択肢は消え、全ての持ち物をバックパックに入れることにしました。

バックパックは、頻繁に使うモノの出し入れには不便だった。

ジムに着くと最初に受付で会員証を見せる必要があります。バックパックを降ろし、財布を取り出して会員証を選び出し、またバックパックに戻し、ロッカーに入れる。2時間運動して帰る際には、支払いで再び同じ動作が待っています。さらに、それが終わると駐輪場でまた精算がありリュックをおろす…。自他ともに認める不精な店長は、これをジムに行くたびに繰り返すのが面倒くさいと思うようになりました。

一度気になり始めると、他のことも気になりだすもの。精算だけでなく、会社や家の鍵を開け締めする時や、スマホを見たい時など、ちょっとしたことで頻繁にバックパックを下ろす必要があります。これは思った以上にストレスでした。

バックパックは、重い荷物をたくさん持ち運べて両手が空くという点では最高ですが、服のポケットに財布・スマホ・キーケースを入れない選択をした場合、物の出し入れという点では非常に不便です。

そこで、よく使うものだけバックパックから分離すればいいんじゃないか?と思いつきます。

ありそうで…ない!

バックパックを背負った背中以外で空いている場所と言えば、胸の前。そこにちょうど収まるようなコンパクトなボディバッグがあれば、すべて解決するはず。そう思ってネットで探し始めたのですが…これが意外と見つかりません。財布・スマホ・キーケースの一つひとつは小さいのですが、3つまとまると思ったよりスペースを食います。

・財布+スマホ+キーケースの3つが入るボディバッグはある

・薄いだけ or 小さいだけのボディバッグはある

・デザインがシンプルで魅力的なボディバッグはある

これらのどれかひとつ、もしくはふたつが叶うボディバッグは無数に存在しますが、3つの条件すべてを満たしているものにはなかなか巡り会えませんでした
(ちなみに最近は、バックパックの左右のショルダーストラップに橋渡しをする形で胸の前に固定するタイプのポーチがいくつか存在しますが、これだとボディバッグを降ろしたり背負ったりするたびにポーチをはずす必要があり、荷物の出し入れとは別の手間が増えるため候補から外しました。)

バックパックと併用できるミニマルなボディバッグ

だいぶ前フリが長くなりましたが、このような経緯をたどった末、ユリシーズはROUNDOUTで「バックパックと併用できるミニボディバッグを作ろう」という考えに至りました。財布・スマホ・キーケースといった、頻繁に使うものだけこれに入れておけば、バックパックを下ろすことなく用を足すことができます

それでは、実際にどんなバッグを作り始めたのか。開発の道のりや最終的なデザイン・機能などは、次回以降のブログでご紹介していきます!

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「クラレ」コラボ企画スタート!第1段は「ichimaruni(イチマルニ)」の機能性カメラバッグcomora(コモラ)

こんにちは、長澤です。

近年、すっかり多くの人が知る言葉になった“クラウドファンディング”ですが、「kibidango(キビダンゴ)」というサイトをご存知でしょうか。以前、ユリシーズがチクリッシモというカメラバッグを作ったときにクラウドファンディングを実施したのがこのサイトです。

そして、来年またkibidangoにてクラウドファンディングをすることになりました。今回はユリシーズ単独での製作ではなく、総合化学メーカー「株式会社クラレ」(以下、クラレさん)とのコラボ企画です。

ユリシーズのほかにもいくつかのブランドがクラレさんとコラボしていて、この活動を「ROUNDOUT(ラウンドアウト)」と呼んでいます。まずは、簡単に順を追って説明しますね。

「クラレ」とは

株式会社クラレは、1964年に人工皮革「クラリーノ」を世界で初めて商品化に成功した総合化学メーカーです。わたしたちの生活の中で最も身近なクラリーノと言えば、ランドセル。いま小学生が使っているランドセルの70%以上がクラリーノで作られています。

「ROUND OUT(ラウンドアウト)」とは

クラレさんとデザイナーとがコラボレーションをしながら新しいプロダクトを生み出していく活動です。長きにわたり愛用され鍛えられたクラリーノという素材のさらなる可能性を見出すため、これまで面白い製品を生み出してきたいくつかのブランドに、自由な発想で新しい使い方を提案して欲しいというオファーからスタートしました。

そのうちの1社がユリシーズです。ユリシーズはこれまで天然素材である革や帆布を使って製品を作って来たので、化学繊維を使った商品は今回が初めてです。また、ユリシーズのプロジェクトは3番手で、おそらく2020年2月頃にスタートできると思います。

コラボ第1弾はichimaruni(イチマルニ)の機能性カメラバッグcomora(コモラ)

2019年某月某日に、コラボ企画トップバッター「イチマルニ」のクラウドファンディングがスタートしました!

イチマルニについて

イチマルニは、フェミニンな雰囲気を持ったバッグを作っているブランドで、ユーザーの多くは女性です。“存在感のない”デザインで、主張せず持ち主の雰囲気に寄り添うようなバッグが、デザイナー等のアーティスティックな方たちにも人気を得ています。かっちりめが好きなユリシーズからは全く出てこない、ゆるりとしたフォルムが特徴です。

日用品+カメラ 足したり引いたりできるバッグ「コモラ」

そんなイチマルニがROUND OUTで作ったのは、今まで通り日用品を入れることができて、カメラも足せて必要ないときは外せる、“自由に足したり引いたりできるバッグ”です。カメラバッグを作るのは今回が初めてだそう。

イチマルニは帆布を使った製品を得意としていて、クラリーノを使うのは今回が初めてですが、柔らかくてしなやかな素材なので、イチマルニの雰囲気にぴったりです!

ちなみに、この写真に写っているカメラストラップは、よく見るとユリシーズのクラシコです。使ってくださって嬉しいです^^ありがとうございます。

▼comora(コモラ)の詳細はkibidangoからご確認ください。プロジェクトはすでに100人以上から支持され成功が確定していますが、今日現在で残り10日となっているので、気になる方はお見逃しなく!

https://kibidango.com/1150

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α7RIVボディスーツ製作進んでいます! サンプル第二弾ができました

こんにちは、長澤です。

先日、手切りサンプルの到着をご報告したα7RIVのボディスーツは、その後も製作が順調に進んでおり、いま2回目の試作品ができたところです。

ファーストサンプルより更にフィット感を高め、握り心地の向上に努めました。

今回使っている革は、使い慣れたプエブロではなく、イタリアのトスカーナにあるタンナー「テンペスティ社」が作り出すテキサスという革です。イタリアなのになんでテキサスなのかはわかりません(笑)。カラーは、やや茶色がかったグレーの「ピオンボ」を選びました。

肉眼では分からないくらいのレベルで起毛処理が施してあることから、手触りがさらりとして気持ちが良いです(意味もなくずっと触っていたい!)。

ちなみに、使い込んでいくと次第に白っぽさが消え、焦げ茶色に近づいていきます。

このカラーは初回ロットのみの生産になります。実は、この革は初めて使うので、今までのULYSSESでは見たことがないものに仕上がると思います。

後ろから見るとこんな感じです。

次はいよいよ金型の作成に入ります。また、進捗状況を報告していきますのでお待ちください!

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X-A7プロモーションビデオにULYSSESのレザーストラップ『クラシコ セルペンテ』が登場!

こんにちは、長澤です。
前回のブログでご紹介したX-pro3の検証のため「富士フィルムフォトサロン福岡」を訪れたときに、X-pro3と同じぐらいの時間をかけて触っていたカメラがあります。


https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1467.html

10月に発売された「X-A7」です。一言で言うと、“軽いのに写りが良いカメラ”で、エンゾー店長はしきりに「これは良いカメラだ」と連呼していました。将来買うぞという前フリでしょうか?

X-A7のPVに『クラシコ セルペンテ』が出演していた


すっかりX-A7が気に入った店長。後日、フジの公式プロモーションビデオを見ていると、その中で、小道具としてULYSSESのストラップが使われているのを発見しました!

動画の22秒辺りから、ブロンドのモデルさんが持っているX-A7にULYSSESのレザーストラップ『クラシコセルペンテ』(※以下、セルペンテ)が付いているのが分かります。

更に、プロモーションフォトにも同じセルペンテを付けたカメラが使用されています。かなりいい感じにエイジングしているので、おそらくスタッフの方の私物だと思うのですが、多くの方々の目に触れるプロモーションにストラップを使って頂きとても光栄です。ありがとうございます。

X-A7をおすすめする理由

X-A7が良いカメラだと思う1番の理由は軽さです。スマホ1台でも十分写真が撮れる今、スマホの他にもう1つ撮影するツールを持つというストレスを大幅に軽減してくれます。

軽いカメラは写りもそれなりだと思われがちですが、X-A7はフジらしい真面目さが感じられる写りの良さが特徴です。

エントリークラスのカメラとは思えないとても熟成されたカメラで、しっかり撮れるので、ハイアマチュアの方がサブカメラとして持っても使えると思います。X-Aシリーズの性能はどんどん上がっており、今や昔の中級機種並の性能があるのではないでしょうか。誰にでもおすすめできるカメラに進化しているので、みなさんも家電量販店などで触ってみてください。

レザーストラップ『セルペンテ』の特徴

そんなX-A7のプロモーションビデオに登場したセルペンテのおすすめポイントもご紹介します!

カメラには、ストラップを通す穴「アイレット」がありますが、それにはスリット型と丸型の2種類あります。

セルペンテは、ストラップの先端が紐タイプになっており、後者のカメラにパーツを噛ませることなく直接付けることができます。紐は太くて丈夫なので、レンズと合わせて1kg以内のミラーレス一眼にもお使い頂けます。

富士フィルムのカメラの中では、X-pro2やX-100シリーズ等が丸型アイレットなので、X-A7のプロモーションビデオに使われていたセルペンテの持ち主の方は、普段このような丸型アイレットのついたカメラのユーザーなのではないでしょうか。

また、セルペンテは着脱しやすいので、ストラップを頻繁に付け外ししたい人にもおすすめです。

おまけ

アイレットがスリット型のカメラをお使いの方や、ストラップをつけたままにしておきたい人には、超定番のクラシコ(http://ulysses.jp/products/detail299.html)もあります!

【店長エンゾーの独り言】

このX-A7、海外モデルはカラーが豊富で、国内モデルにはない色があるのですが、その中でも、X-A5の頃からあった「Dark Silver」がシブくていい感じです。というか、何でこれを日本では発売しないのか。
メジャーなカメラショップであるB&Hあたりであれば日本にも送ってくれますので、他とは違うX-A7が欲しい場合は、海外通販にトライしてみてください(ぜんぜん難しくないです)。

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X-Pro3にX-Pro2のボディスーツは使えるのか?「富士フィルムフォトサロン福岡」で検証!

X-Pro3発売決定!富士フィルムフォトサロンへ

こんにちは、長澤です。

10月23日(水)、X-Pro3の発売について富士フィルムから正式なプレスリリースがあり、発表当日の夕方からは全国各地にある「富士フィルムフォトサロン」に展示機が並びました。それを受けて翌日、店長が「富士フィルムフォトサロン福岡」に行くことに。

ULYSSESでX-Pro2用に作っていたボディスーツをX-Pro3に転用できるかどうか試すのが目的でしたが、まあカメラを触りに行きたかっただけでしょう。サロンに入った途端、スタッフの方に「そろそろいらっしゃる頃だと思ってました」と言われたそうなので、店長の行動パターン、バレてますね。

店長の話を聞いて、長澤も行きたいと言ったので、4日後、店長と長澤でもう一度フォトサロンへ。何度もおじゃましてすみません(笑)。

【富士フィルムフォトサロン福岡について】

「富士フィルムフォトサロン福岡」は、富士フィルムが今販売中のカメラを実際に手にとって試せる場所。明るく開放的な雰囲気のサロンには、わたしたちが取材中もカメラファンの方が数人お見えになっていました。写真展もよく開催されており、カメラと写真をゆっくり見て楽しめる空間です。

富士フィルムフォトサロン福岡

住所/〒812-0018 福岡市博多区住吉3-1-1 富士フイルム福岡ビル1F
開館時間/10:00~18:00
入場料/無料
TEL/092-510-4800

X-Pro2のボディスーツは転用できるのか

フォトサロンに来たわたしたちは、本来の目的だったX-Pro2用のボディスーツをX-Pro3に着せることができるのか検証してみました。

こちらが、X-Pro3にX-Pro2のボディスーツを着せたところです。一見、きれいに入っているように見えるのですが・・・

上から見ると、グリップ部分に隙間が空いています。ですので、結論から言うと、X-Pro2のボディスーツをX-Pro3に転用することはできませんでした。なぜうまくはまらなかったのか、理由は次の通りです。

X-Pro2とX-Pro3を比較すると、正面からの見た目はほとんど変わっていないものの、グリップの形が違うために、ボディスーツがうまく沿わなかったのです。X-Pro2はグリップの下の方が幅広くなっているのに対して、X-Pro3はどちらかと言うと上の方に広がった形をしています。

この他、バッテリー室のふたの形や三脚穴の位置が少しずつ異なることもボディスーツがうまく入らなかった理由ですが、一番大きな違いは背面のモニターです。X-Pro3は、下に開いてモニターを使うので、X-Pro2のボディスーツを着せたままだと、引っかかってモニターが開きません。ボディスーツを転用することはできませんでしたが、このモニターの面白いところをご紹介します。

X-Pro3の最大の特徴は背面の液晶

X-Pro3には、フィルムカメラの背面にあったフィルムインジケーター(ISO感度を覚えておくために、フィルムの箱を切り取ったものを入れておくホルダー)を思わせる、小さな液晶がついており、フィルムシミュレーションやホワイトバランスの設定を確認できます。この液晶は、色々なサイトの写真で見ると、かなりボコっと飛び出しているように見えるのですが、実際には厚さが1ミリくらいと意外と薄かったので、あまり気になりません。

下に開くと通常のモニターが現れ、これは、90度と180度でクリックストップする仕様になっています。90度で止まるのでウエストレベルで撮ることができます。相手のほうを見ずに、より自然な様子が撮れるのでスナップが捗りそうです。

ウエストレベルで撮影する際、カメラを体に近づけすぎるとアイセンサーが働いてファインダーに切り替わり、モニターが真っ暗になってしまうので、

体からカメラを少しだけ離して撮るか、アイセンサーを無効にするのが良いようです。

なお、ウエストレベルで撮る際は、シャッターボタンは親指が押しやすいです。

X-Pro3のコンセプトはどう受け止められているか

X-Pro3は、とても趣味性の高いカメラへと進化したので、WEB上での富士フィルムファンの意見を見る限りでは賛否両論です。厳しい意見も出ているのでボディスーツを作るべきか迷っています。そこで、ULYSSESのツイッターでも、アンケートを取ってみました。

X-Pro3を購入するつもりだと回答した人が31%、レビュー次第で決める人が27%、今回は購入しないという人が42でした。(アンケートにご協力くださった皆さんありがとうございました!)

ユニークで可愛いカメラなので、ボディスーツを作りたい気持ちはあるのですが、残念ながらULYSSESは工房ではないため、作るとなると量産しなければなりません。このような現状で、ボディスーツの開発を非常に迷っているところです。

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カード14枚入れても厚さ約28mm。毎日10枚以上カードを持ち歩く人のための財布「コモド」

こんにちは、長澤です。
皆さんはいつも、財布にどんなカードを何枚入れていますか?薄い財布や小さい財布が流行り始めてから、カードを必要最低限の枚数に絞る人も増えていますが、毎日持ち歩くカードが多く、小さい財布では不十分という方もいると思います。

例えば、

・キャッシュカード
・クレジットカード
・経営者の場合、会社のクレジットカード
・免許証
・保険証
・診察券
・交通系ICカード
・予備の名刺数枚
・必要なときに無いと困る会員カード(映画館等)

これらをいつも持ち歩くとしたら、最低10枚はカードが入る財布が必要です。大容量の財布と言えば長財布がありますが、どうしてもかさばります。入れたいカードが全部入って、できるだけコンパクトにまとめられたらもっと良いですよね。

薄いのに大容量のLジップウォレット「コモド」

以前、ロングウォレット「ピアット」についてブログで紹介したことがあるのですが、(http://ulysses-blog.com/?p=2395 )そのときにちょっとだけ出てきた、コンパクトなお財布「コモド」が今日は主役として登場します!コモドは、たくさん入るのに薄いのが特徴です。しかし、コモドと同じ容量のものを他の財布に入れたとき、どれだけ差があるのか、長澤は見たことがありませんでした。そこで、コモドと他の二つ折り財布に同じだけのお金やカードを入れたらどう違うのか実験してみました。

コモドにはこれだけ入る

薄くて大容量の「コモド」には、お札10枚、カード14枚、小銭16枚、カギ1本が入ります。これらを全部入れても厚みは約28mmなので、ズボンのポケットに入れて持ち歩くことも可能です。それでは、これらを実際にコモドと二つ折り財布それぞれに入れてみます。

コモドVS二つ折り財布

実際に、お札10枚、カード14枚、小銭16枚、カギ1本をそれぞれの財布に入れた写真です。左側の二つ折り財布は、コモドと同じだけのお金やカードが全て入ったものの、膨らんできれいに折れていません。一方、右側のコモドは、あれだけの容量を収めてジッパーまできれいに閉まりました。厚みを見比べてみると、二つ折り財布はコモドの約2倍もあります。

更に!カードポケットがないから名刺もラクラク入る

コモドは普通のカードだけではなく、名刺を入れておくのにもおすすめです。名刺はカードよりも少し縦に長いので、一般的な財布のカードポケットには入りません。コモドの場合、カード用のポケットがなく、お札の横に直接カードを入れるようになっているので、サイズを気にすることなくスムーズに出し入れできます。

コモドで実現できること

コモドは、カードの使用頻度に関わらず使うカードは全部1つにおさまるので、いざというときに困りません。カードケースや小銭入れなどを別に持ち歩く必要がないので、物を増やしたくない方にもおすすめです。「今まで持っていたカードを大幅には減らせないけど、財布はぐっと薄くしたい」そんな、わがままな願いを叶えてくれる薄くてたくさん入る財布、コモドの紹介でした~^^

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SONY α7R IVボディスーツ、手切りサンプルができました

こんにちは、どんな高いカメラでも経費で使えてウハウハの長澤です。

先日、α7R IVのボディスーツを作ることをブログで発表しましたが、それに前後して、既に何件もお問い合わせ頂いており、誠にありがとうございます。おかげさまで、今のところ順調に製作が進んでおりますので、進捗状況のご報告です!

手切りサンプルが届きました

現在、工場の中で最も経験の豊富なベテランの職人さんが、手作業で革を切り出して作る「手切りサンプル」が工場から送られてきたところです。「手切りサンプル」とは、どの段階なのか、ここでボディスーツが完成するまでの大まかな流れをご説明します。

ボディスーツ完成までの流れ

1.ひな形を起こす

1-1.イラストでデザインを考える

1-2.紙モックを作る

1-3.工場で手切りサンプルを作る(←イマココ)

2.金型サンプルを作る

2-1.手切りサンプルを元に金型を作る

2-2.金型で革を抜いてサンプルを作る

3.量産と出荷準備

3-1.複数の作り手により、量産品をいくつか作る

3-2.量産開始

3-3.一つひとつカメラに装着して成形する

3-4.出荷

手切りサンプルや金型は、何度か修正を繰り返して完成します。手切りでうまくいったからといって金型がうまくいくとは限りません。むしろ、手切りサンプルで完璧に合っていた寸法が、金型をおこすと微妙にずれてしまうことのほうが普通で、この金型の修正が、ボディスーツの出来不出来を決める最も大きな山場の一つなのです。

更に金型が狂いなく仕上がったとしても、量産の段階でバラつきは出てしまいます。普段の生活の中で、「量産品」と聞くと、全て機械によって作られ、人の手がかかっていないかのように思いがちですが、必ずしも、量産=手づくりではない、ということではありません。むしろ、全て手作りと言っても差し支えないくらいです。

よって、工場から届いた量産品は、1個1個カメラの形に合わせて、成形する必要がありますが、硬い革を完成後に曲げ直す作業は、繊細かつ非常に力がいる作業で、とても時間がかかります。地味ですが、とても大切な工程です。

ざっくりと説明すると、以上のような流れでボディスーツが作られます。

今、「手切りサンプル」が届いたところなので、まだ序盤のようですが、α7シリーズのボディスーツを作るのは今回で4回目。工場との長年の信頼関係があり、現時点でもかなり完成度の高いサンプルが上がってきたため、今回は修正が少なくすみました。

いつ完成するの?

このまま順調に行けば年明けにはお届けできるのではないかと思っているのですが、年内か年明けになるか、まだ微妙なところなので、詳しいスケジュールが分かり次第また報告いたします。続報をお待ちください!

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予備バッテリーも入るコンデジ用ポーチ、NEWクッシーノ誕生

こんにちは、長澤です。

うちの店長は、たまに発作を起こします。最近の発作は「GR3のバッテリーが持たない病」でした。処方箋として「予備バッテリーという薬」を欠かさず持ち歩いているのですが、かなり小さいのでバッグの中で迷子になってしまいがちです。これが解決するまで店長の発作は治りません…。

そこで、ULYSSESの定番であるカメラポーチ『クッシーノ』に予備バッテリーが入るよう、ブラッシュアップすることになりました。

ここまで読んで、「あれ?わたしのクッシーノにはバッテリー用のポケット付いてるよ?昔、そういうモデルがあったよね?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。確かにそうなんですが…。

実は、ここに来るまでに紆余曲折ありました。今日は、これまでクッシーノがどのように変化してきて、今どんな形になったのかお話しします。

シンプルな初代クッシーノ

最初のクッシーノは、ソニー RX100シリーズやリコー GRシリーズに合わせた大きさで、ポケットのないシンプルなデザインでデビューしました。それらのカメラは、新しいモデルが出る度にどんどん性能が充実していき、その分、バッテリーの減りが早くなってしまい、写真をたくさん撮る人は、次第に予備バッテリーが欠かせなくなっていきました。

ポケット付きのクッシーノが誕生

そこで、カメラと予備バッテリーを一緒に持ち歩けたら便利だと思い、内側にバッテリーが入るポケットが付いたクッシーノができました。バッテリーを持ち歩くヘビーユーザーさんたちに好評でした。

ところが、その一方で、バッテリーを持ち歩く必要がないお客様の間で、「カメラを出し入れするときにポケットが邪魔になる」という声が聞こえるようになりました。

原因は、RX100に取り付けるソニー純正の後付けグリップ。RX100は、ツルンとしたフラットなグリップで握りにくいので、純正のラバーグリップを買い足して装着するユーザーが増えたのですが、そのグリップが出っ張ったポケットと重なり、出し入れがしにくくなるという問題が起こりました。

クッシーノは、カメラの形が平らであることを前提に作られたため、「グリップはつけないけれど予備バッテリーは持ち歩く人」だけに便利な仕様になっていたのです。

結局、クッシーノは、また元のポケットがない状態に戻りました。

しばらくこの仕様が続いていたのですが、大ヒット商品となったGR3が出たことで、長い間忘れていたバッテリー問題が再び浮かんできたんです。GR3はかなり電池を喰うので、よく使う人は、やっぱり予備バッテリーを持ち歩かなければなりません。

しかし、以前と同じポケットの作り方をすれば、また同じひっかかり問題が発生することは明らかです。そこで、GR3のようにグリップ部分が膨らんでいても、あるいはRX100シリーズのように後付けグリップを付けた場合でも、カメラとバッテリーがうまく共存できるように、デザインを考え直すことになりました。

「ちゃんと入ってちゃんと閉まる」新しいクッシーノ

試行錯誤の末、新しいクッシーノが完成しました。カメラと予備バッテリーがちゃんと入って、蓋がちゃんと閉まります。

以前より多少大きくなりましたが、並べて比較してみてもあまり分からないくらいの差です。ほとんど変わらない大きさのまま、より心地よく使えるようになりました。

これを実現できた理由は、ポケットの形状を変えたことにあります。

以前は、壁面に別生地でポケットを取り付けていたのに対し、今回は、壁面の背中に切れ目を入れ、中に袋を作りました

そうすることで、ポケットを使わないときは壁面が平らになります

ポケットありorなしが選べる

現在は、旧タイプの在庫があるので、ポケットがあるものとないものどちらか選んで購入できるようになっています。(2019年9月◯日現在)用途や好みに合わせてクッシーノを選んでみてください^^

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バッグの中でレンズキャップポロリ問題解決法

こんにちは、長澤です。

わたしは、普段カメラを使うのは旅行のときがほとんどです。移動中、カメラを使わないときは、必ずレンズキャップをして持ち運びたい派なので、いつもキャップをつけてバッグに入れるのですが、次に取り出すとき、キャップが外れていることがしばしば…。ホコリや傷からレンズを守りたくて付けているのに、バッグの中で外れたキャップがレンズに当たって、逆に傷つけてしまいます。

7割がポロリ経験あり!

ULYSSESユーザーのみなさんはどうでしょうか。先日、ULYSSESの公式ツイッターで、アンケートを取ってみました。

カメラをバッグに入れるときにきちんとレンズキャップを付けたはずなのに、バッグの中でいつの間にか落ちていたことがあるかどうか、この質問について、約7割の方が「レンズキャップが落ちたことがある」と回答しています。

入れるときは確かにつけていたのに、一体どうして落ちてしまうのでしょうか。この「レンズキャップポロリ問題」を解決する方法を考えました。

いつのまに?なぜキャップが落ちてしまうのか

いつのタイミングでどのようにしてキャップが取れているのか、そのメカニズムが分かれば解決できると思い、観察してみました。

まず、キャップを見てみると、ボタンが内側にあるものと外側にあるものがありました。内側にボタンがあるタイプも、押すと外周が一緒に動くようになっています。実は、これが、全ての元凶なのです。

カメラのグリップを上にしてバッグに入れようとすると、バッグの端っこにキャップのボタンが当たっているのです。(レンズを下に向けて入れる場合も同じ)

【バッグの縁に当たっている場合】

【パーテーションに当たっている場合】

【バッグの中を押し広げる場合】

このようにカメラをバッグに入れるときに、バッグの様々な場所にボタンを押されてキャップが取れてしまっています。運んでいるうちに取れるのではなく、入れてすぐに取れていることが分かりました。では、その解決法を紹介します。

解決法1 キャップを90度ずらす

【通常通りの付け方】

【90度回転した付け方】

たったこれだけです!キャップを真横にして入れるだけで、ポロリしなくなるのです。信じがたいですが、試しに90度回してみたら、たったこれだけのことで本当に落ちなくなりました。

解決法2 フードを付けるorフードを正位置のまま収納する

フードをしていないと、キャップのボタンが直接バッグの端に当たってしまいます。また、フードを付けていたとしても、バッグに収納する際にフードを逆位置につけ直すことがあると思います。こうすることで、いくらフードを付けていてもキャップがバッグの端に当たって落ちてしまいます。

例えば、こちらのライカには、数百円で買える安いフードをねじ込みました。レンズ先端ではなく、フード先端にキャップを入れることができます。これで、どこからもキャップに触れられなくなり、勝手に外れることはありません。フードがプロテクターの役目にもなり、レンズに直接刺激もありません。カメラにクリックストップ式のフードが用意されていない場合は、このようにねじこみ式のフードとキャップで落ちないようにすることができます。

α7等では、このようにクリックストップ式のフードを正位置のまま収納すればキャップは落ちません。(バッグの中で場所を取ってしまうという欠点はあります)

解決法3(?)バネが強いキャップを使うのは?

サードパーティー製のレンズキャップはバネが強力なので、これに変えれば取れにくくなるのでは、とも考えました。しかし、いくらバネが強力でも、キャップの仕組みは変わりません。ですので、キャップを変えるより、キャップを付ける向きを90度変えるか、フードを付けることをおすすめします。

いかがでしょうか。皆さんもお使いのカメラに合わせた方法でレンズキャップポロリ問題の対策をしてみてください。問題解決に繋がれば嬉しいです^^

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安心してください、SONYα7R IV用ボディスーツ作りますよ

こんにちは、長澤です。

ソニーからミラーレス一眼の最新機種「α7R IV」が発表されましたね。ULYSSESでは、これまでα7シリーズのボディスーツを作ってきて、たくさんのα7ユーザーの皆様にご愛用頂いています。ありがとうございます。今回も、みなさんからのご要望を頂き、ボディスーツの開発を検討していたところ、ソニーストアにα7R IVが展示されていると聞いて、早速、店長と一緒にソニーストア福岡に行ってきました。

~ソニーストアにて~

長澤「店長ありました!これがα7R IVですね」

エンゾー「お!このレンズめっちゃいいやつじゃん(そっち)。欲しい!持って帰りたい!」

長澤「いやダメです(真顔)。店長、ボディスーツの検証に入りましょう」

エンゾー「…うん。α7R IIIと大きさが近いはずだけど、ややグリップが大きくなったという話なので、試しに、今ULYSSESにあるα7R III用のボディスーツを着せてみよう」

長澤「それが入れば、新しいボディスーツを作らなくてもいいですね。5分触っていいそうなので、5分の間にじっくり検証しましょう!」(当時は発表直後だったので時間制限があったのです)

エンゾー「じゃあ、早速このボディスーツを装ちゃk…。全然入らんね」

長澤「5秒で十分でしたね(笑)。α7R IIIとほとんど大きさは変わらないように見えるんですが、どうして入らないんでしょうか」

エンゾー「α7R IIIに比べて、思った以上にグリップの奥行が深くなっているな」

長澤「ほんとだ、グリップ部分が違いますね。それじゃあ、新しくα7R IV専用のボディスーツを作りましょう!」

エンゾー「いや、ちょっと待って。これだけグリップに奥行があるカメラにボディスーツを着せてしまうと、更に分厚くなって、握り心地が悪くなるんじゃないかな。もしかしたらボディスーツを作らないほうが良いかもしれない。慎重に考えよう」

長澤「ボディスーツを着せない方が良い場合もあるんですね」

エンゾー「実は今まで、NikonやCanon等の一眼レフのボディスーツは一切作って来なかった。元から厚みのあるカメラにボディスーツを着せると握りにくくなってしまうから、むしろ何も付けずにそのまま使った方が良いんだ」

長澤「う~ん、なるほど」

そこで、ソニーストアの店員さんに尋ねてみると、来店して展示機を触ったお客さんたちは、以前より握り心地がよくなっていると感じている人が多かったそう。

エンゾー「これまでのα7シリーズが、このα7R4より握りにくいと言われるのには2つ理由がある。ひとつは、グリップの奥行が短いため、握り込みが浅いこと。もうひとつは、グリップの高さがないので、小指が余ってしまうこと。α7R IVでは、ボディのコンパクトさはそのままに、グリップ部分の奥行きが増した。更に、グリップ先端の角度を上げたことで、小指までグリップに乗るようになったんだ」

長澤「へえ~。握りやすくなったのなら、やっぱりボディスーツは必要ないのではないでしょうか」

エンゾー「これらはあくまで過去のα7シリーズと比べての意見だから、ソニー以外の機種との比較も考慮しなきゃいけない」

店員さんによると、NikonZシリーズの方が、もっとグリップが深くて握りやすいという人もいるといいます。

エンゾー「特に手が大きい人にとっては、あのくらいの方がベターだったりする」

長澤「なるほど。あれ、店長、グリップを握ったときに指が端まで届いてないですね。わたしより手小さいです(笑)。子どもの手みたい(笑)」

エンゾー「うるさいなぁ(笑)。そう、僕は手がかなり小さい方だから、もっと手が大きい人はたくさんいる。α7R IV以上のグリップの深さを求めている人も多いはずなんだ」

長澤「それじゃあ、ボディスーツを装着して厚みが増しても、その方が使いやすいと感じる人がいるんですね」

エンゾー「そういうこと。というわけで、今回もボディスーツ作ることにしよう」

検証の結果、SONYα7R IVのボディスーツを作ることになりました!進捗は、またブログでお知らせしていきます。お楽しみに!

おまけ

ULYSSESとソニーストアがコラボして作った博多織のストラップです。ソニーストアで購入できるので、ぜひ見てみてください^^

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