ブログ再開:α7R3&α9用ボディスーツ、制作進行中です!

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。店長エンゾーです。

ブログの更新がなかったのには、深い考えがあったからではなく、ただ単にサボっていただけです。おかげで、お伝えしなければならないことがてんこ盛りです。申し訳ありません。
一年の計は2月1日にありと言いますので(言いません)今日から再開いたしますが、一度には書けそうもないので、分かっていることから順に公開していきたいと思います。

最新情報のトップバッターは、現在ユリシーズで最もお問合わせが多い案件である

「α9&α7R3に使えるボディスーツは作らないのか?」

ということについて。結論から言うと、現在開発中で、セカンドサンプルまで進んでいます。
じゃあもっと早く言ってよと思われるかもしれませんが、実は最初にα9が発売された当初、着手するかしないかで相当悩みました。
それはα9の形状が、α7R2から微妙に…しかしケース屋にとっては一発アウトになりかねないほど難しい部分に変更があったからです。その変更点とは、ここ。


(α7IIとα7R3のボトムプレート比較。バッテリー室の蓋がずいぶん大きくなっているの、分かります?)

α7R2と比較して、α9(α7R3)は電池がWバッテリーからZバッテリーへと大型化しましたが、それに伴い、バッテリー室の蓋もひと回り大きくなりました。このことが、ケース作りに難題をもたらします。

1.蓋のヒンジがグリップの延長線上より外側にはみ出しているので、普通にケースを作ってしまうと、蓋がケースの内側に引っかかって開かなくなる。

文章で説明すると何のことか分かりにくいので、かんたんな実験を画像でご紹介します。(実験に使用しているカメラはα7IIですが、同じ現象は再現できるのでOKとします)

例えばこのように、グリップ部分を、革ケースに見立てた白い板で覆ってみます。この状態でバッテリー室の蓋を開けようとすると…

ご覧のとおり、ケースの内側と蓋が干渉し、蓋が完全に開ききりません。蓋が全開まで開くためには、フィット感を捨ててグリップまわりの形状をゆるく(=大ぶりに)するか、フィット感を重視し、ケースの一部を切り欠いて蓋との干渉をなくすかの二択になります。ULYSSESが選択したのは後者です。この方法なら、蓋は全開にできるようになるのですが・・・

2.蓋の開口部が大きすぎて、そのサイズに合わせてケースの底に穴を開けると、ケースの強度が保てない。

「1」の問題点を上のような方法でクリアすると、それはそのまま「2」の問題点を生み出します。ケースの中で一番分厚くて頑丈な部分である底板を、一部分離しなければならないからです。これは、ねじれに弱い構造になることを意味します。

この二つの小さくない問題を、同時にクリアする道が見えるまで前に進めるかどうかも分からなかったため、今まで「安心して下さい、開発中ですよ!」と胸を張って言えなかった次第です。この度、どちらもなんとか目処がたったため、晴れて公開できるようになりました。

このあと、本型サンプル→量産サンプルと手順を踏んでいきますので、リリースまでにはまだまだお時間を頂かなければなりませんが、とりあえず前に進んでいるということはお伝えしておきます。

明日以降も、その他の開発情報をお届けします!

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