バックパックを降ろさずに必要なものだけすぐ取り出せるボディバッグ

こんにちは、長澤です。

前回のブログでは、クラレさんとのコラボ企画「ROUND OUT(ラウンドアウト)」についてご紹介しました。今回は、ユリシーズがROUND OUTでどんな製品を作っていこうとしているのかをお話しします。

某日某所、エンゾー店長は、東京で行われたクラレさんとのミーティングで「ユリシーズさんはクラリーノで何を作りたいですか?」と尋ねられ、初めて目にする人工皮革を前に、ふと、ある出来事を思い出しました。

手ぶらで自転車に乗るなら、とりあえずバックパックだよね

実はそのミーティングに参加する半年ほど前から、店長はジムに通い始めたところで、「ジムバッグが欲しい」と思っていました。ジムへは自転車で行くつもりだったので、手ぶらが絶対条件です。だったらバックパックだよねということで、お気に入りを見つけて使い始めました。

店長が購入したバックパックは、THE NORTH FACE (ザ・ノースフェイス)の「ACCESS PACKO2」。珍しいハードシェルタイプのバックパックで、中身の有無に関わらず、丸っこいフォルムが保たれるのが特徴です。また、気室が潰れることがないので、非常に中身が見やすくなっています。

店長はそれまでバックパックをあまり積極的に使ったことがなかったので、最適な運用方法を知るためにも、ひとまず必要なものをひと通り入れてみました。

赤い袋には、ウェア上下と下着の着替えが入っており、ほかに、シューズ、財布、スマホ、キーケース、スポーツドリンクのペットボトルが店長がジムに行くときの基本的な持ち物です。

自転車に乗るときは、前ポケットに板状の硬いもの(スマホとか)を入れるとズボンの生地が突っ張ってペダルが漕ぎにくい上、尻ポケに財布を入れると気づかないうちに落としてしまうこともあるので、それを洋服のポケットに入れるという選択肢は消え、全ての持ち物をバックパックに入れることにしました。

バックパックは、頻繁に使うモノの出し入れには不便だった。

ジムに着くと最初に受付で会員証を見せる必要があります。バックパックを降ろし、財布を取り出して会員証を選び出し、またバックパックに戻し、ロッカーに入れる。2時間運動して帰る際には、支払いで再び同じ動作が待っています。さらに、それが終わると駐輪場でまた精算がありリュックをおろす…。自他ともに認める不精な店長は、これをジムに行くたびに繰り返すのが面倒くさいと思うようになりました。

一度気になり始めると、他のことも気になりだすもの。精算だけでなく、会社や家の鍵を開け締めする時や、スマホを見たい時など、ちょっとしたことで頻繁にバックパックを下ろす必要があります。これは思った以上にストレスでした。

バックパックは、重い荷物をたくさん持ち運べて両手が空くという点では最高ですが、服のポケットに財布・スマホ・キーケースを入れない選択をした場合、物の出し入れという点では非常に不便です。

そこで、よく使うものだけバックパックから分離すればいいんじゃないか?と思いつきます。

ありそうで…ない!

バックパックを背負った背中以外で空いている場所と言えば、胸の前。そこにちょうど収まるようなコンパクトなボディバッグがあれば、すべて解決するはず。そう思ってネットで探し始めたのですが…これが意外と見つかりません。財布・スマホ・キーケースの一つひとつは小さいのですが、3つまとまると思ったよりスペースを食います。

・財布+スマホ+キーケースの3つが入るボディバッグはある

・薄いだけ or 小さいだけのボディバッグはある

・デザインがシンプルで魅力的なボディバッグはある

これらのどれかひとつ、もしくはふたつが叶うボディバッグは無数に存在しますが、3つの条件すべてを満たしているものにはなかなか巡り会えませんでした
(ちなみに最近は、バックパックの左右のショルダーストラップに橋渡しをする形で胸の前に固定するタイプのポーチがいくつか存在しますが、これだとボディバッグを降ろしたり背負ったりするたびにポーチをはずす必要があり、荷物の出し入れとは別の手間が増えるため候補から外しました。)

バックパックと併用できるミニマルなボディバッグ

だいぶ前フリが長くなりましたが、このような経緯をたどった末、ユリシーズはROUNDOUTで「バックパックと併用できるミニボディバッグを作ろう」という考えに至りました。財布・スマホ・キーケースといった、頻繁に使うものだけこれに入れておけば、バックパックを下ろすことなく用を足すことができます

それでは、実際にどんなバッグを作り始めたのか。開発の道のりや最終的なデザイン・機能などは、次回以降のブログでご紹介していきます!

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