シグマ30mmF1.4 DC HSM Art インプレッション

店長エンゾーです。

エンゾーが仕事の物撮りで使っているカメラは、もうずっとPENTAXのK-5ですが、常日頃持ち歩いている一眼レフといえば、K-5ではなくEOS Kiss X7です。どちらもセンサーはAPS-Cサイズですが、同じカテゴリーとは思えないほど大き・重さが違うので、機動力はどうしてもKiSS X7に軍配が上がってしまいます。

その「主席お散歩カメラ」であるEPS Kiss X7に、どんなレンズを付けておくか。純正のパンケーキレンズであるEF40mmF2.8 STMやEF-S24mmF2.8 STMは軽くて薄いので相性は良いのですが、いかんせん、単焦点レンズにしては開放F値が暗いので、一本勝負をするには少々物足りなさがあります。
 

そこで、最近ではシグマの30mmF1.4 DC HSM Artをつけっぱなしにしています。フードまで装着すると、小柄なEOS Kiss X7がけっこうなサイズになってしまいますが、それでもF1.4の大口径レンズであることを考えれば、まずまずコンパクトにまとまっている方です。


 
フルサイズ換算で48mmになるこのレンズ、フルサイズのカメラに50mmを付けた感覚で使えるので、つぶしが利いて悪くありません。本当は、ひとつ前のモデルであるSIGMA 30mmF1.4 EX DC HSMの頃から目をつけていたのですが、ややクセのある描写でピント精度も個体差が大きく、開放での解像度も今ひとつだったので、新型に変わるまでじっと我慢していました。

そういうわけで、今さら感はありますが、シグマがわざわざAPS-Cサイズのカメラのためだけに作った標準レンズが、はたしてどんな描写をするのか、撮り歩いてみました。
 
(以下、画像をクリックすると拡大表示します。)


(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/800 F1.4)
  
 
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/400 F1.4)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/50 F2)
  
  
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO400 1/160 F1.4)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/800 F1.4)
  
  
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO200 1/400 F2)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/4000 F1.8)
  
  
        
        (EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/25 F1.4)
 
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/10 F1.4)
 
 
いかがでしたでしょうか。
最近のシグマのArtラインらしく、ピントが合った部分はキレッキレです。もはや、そういう意味では驚かなくなりました。逆光耐性も上々で、厳しい条件でも不安なく使える一本です。
一点だけ気になった部分があるとすれば、明るい背景越しに樹の枝などを撮った時に、紫や緑の派手なフリンジが出ること。これはけっこう目立ちます。絞ればある程度は改善されますが、完全ではありませんので、そういうシチュエーションでは用心が必要です。
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/800 F1.4)
 
実は今回、手ブレとピンぼけのカットを量産してしまいました。夜店のカットも、実はブレてます(汗)。
手ブレの原因は、ノイズを必要以上に嫌がってISOを上げなかったから。そしてピンぼけは、暗くなってからEOS Kiss X7のAFが急激に役に立たなくなったからです。
正確に言うと、合焦マークは出るんですが、そのままシャッターをきると、実際にはピントが合っていないというパターン。こういうところで、エントリー機だなあと感じます。もともとこのカメラのスクリーンでピントの山を見ようなどとは思っていませんが、それだけに、夜間にAFがいまいち正確ではなくなるのはちょっとつらいところです。
 

(EOS Kiss X7 SIGMA 30mmF1.4 DC HSM Art ISO100 1/80 F1.8)
(どこにもピントが来ていない例。建物の明かりにピントを合わせたつもり。パソコンで開いた時のがっかり感と言ったら・・・(涙))
 
なお手ブレ対策としては、今なら、手ブレ補正が利くタムロンの「SP 35mm F1.8 Di VC USD」に手を出すという選択肢もあります。このレンズをKiss X7で使う場合、フルサイズ換算だと56mmになってしまうので、この画角を窮屈と感じるかどうかがポイントになりそうですが。とは言え、これもいつか試してみたい一本です。
 

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旅先でRX1R2のXバッテリーを1日3個使い回すための充電プラン

店長エンゾーです。

RX1R2用のボディスーツとグリップは、相変わらず猛スピードで走るカタツムリ並のペースで開発が進んでおりますご安心下さい。
 

RX1R2のバッテリー消耗スピードが尋常ではない件】 
ところで、2月にアップしたファーストインプレッションでもお伝えしましたが、RX1R2、恐るべき大食いカメラであることが、既にあちらこちらで囁かれております。初代RX1でもその傾向はありましたが、それどころではないバッテリーの減りっぷり。フォーカスロックを多用するような撮り方をした場合、100枚も撮ったらゲージがみるみる減って行きます。

もともと、ただでさえ電力を食うフルサイズ機で、さらにあれだけ大きなレンズを駆動するのに、Xバッテリーでは小さすぎるのではないかというのは素人目にも明らかなわけですが、RX1R2に愛があるなら、そんなことに頓着していてはいけません。ここはおおらかな気持ちで静かに微笑み、バッテリーを買い足しましょう。2個?いえいえ、3個を使い回すのです。
実際、旅先でRX1R2だけを携えて本気で撮り歩くのであれば、1日3個は必須です。
 

 
新型バッテリーチャージャーの使い勝手】 
バッテリーといえば、実はRX1R2になって変わったことの一つに、「バッテリーチャージャーが同梱されるようになった」という点があります。初代RX1の時は、あんなに高いカメラなのに本体内充電が推奨され、チャージャーは付属していませんでした。それでは不便なので、エンゾーは仕方なく、あとから純正チャージャー「BC-TRX」を購入しました。このチャージャー、Xバッテリー以外にもN/G/D/T/R/Kタイプのバッテリーに対応するマルチタイプであるため便利なんですが、かなり大きいという欠点があります。
 

 
今回同梱されるようになったチャージャー「BC-DCX」は、Xバッテリー専用となっており、大きさを比較すると非常にコンパクト。箱からこれが出てきた時には、ソニーやるじゃないか!と思いました。
が、しかし。これには少しカラクリがあって、この本体だけでは充電できません。同梱されているマイクロUSBと、更にその先につけるコンセント変換プラグを付けて、ようやくコンセントから充電できるようになります。
 

全部並べると、こんな感じ。あまり小さくなりません・・・。むしろ、プラグが折りたたみ式で内蔵されている分、BC-TRXのほうがワンパッケージで済んでいてまとまりがいいとも言えます。
 
撮影旅行でRX1R2を使うために乗り越えるべき壁】 
ちょっと話を元に戻しましょう。
RX1R2だけを持って撮影旅行に行ったとして、1日の撮影を3個のバッテリーで凌ぐことは可能だと思いますが、2日目以降をどう乗り切るかを考えた場合に、充電にかかる時間の問題が出てきます。スッカラカンに使いきったXバッテリーを、小型になった専用チャージャーで充電した場合、実際に計測してみると、1時間30分前後かかることが分かりました。けっこう長いですね。
 

 
毎日3本のバッテリーを満充電しておくためには、たとえば旅先で日が暮れてホテルに着いて、すぐに充電に取り掛かったとしても、「3本目のバッテリーの充電を開始するまで3時間は寝てはいけない」ということになります。充電のためだけにずっと起きて待っているのはツラいので、ここはなんとかしたいところ。

実は単体で取り寄せ可能な新型チャージャー「BC-DCX」】 
そこで、この専用チャージャーをもう一つ買い足し「チャージャー2個+カメラ本体で3個同時に充電する」というプランを考えました。用意するものは、3穴のUSBコンセント、0.2mのマイクロUSBケーブル2本。0.2mにしたのは、単純にパッケージを小さくしたかったからです。
 

 
あとは、元から同梱されている長いケーブルとカメラ本体でまかないます。ちなみに、USBコンセントとマイクロUSBケーブルはヨドバシカメラで探したのですが、パソコンフロアで散々探し回ってもなかったものが、携帯電話のフロアに行ったら選び放題でした。

そうそう、RX1R2に同梱されている専用チャージャーですが、これはRX1R2のパンフレットやメーカーのHPには記載がありません。つまりパーツ扱いとなっていて、自分で型番(BC-DCX)を家電屋さんに伝えて取り寄せれば、購入は可能です。
 

すべてをつなぐと、こんな感じ。これで、コンセントの数が限られている旅行先のホテルや旅館でも、スマホやタブレットなどとバッティングせずに「3個同時充電」が可能です。
それにしても、こういったデジタルガジェットをコンパクトに収納する、ちょっと気の利いたポーチとか、ありそうでないですねえ。いえ、よく考えられた便利なものはたくさんあるんですが、欲しいのがない・・・。
作るか(ボソ)。

 

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休みが取れたら行きたい場所#6(中国)

こんにちは、森です。

そろそろ暖かくなってきて、桜前線もぐんぐん進みだすころかと思いますが、
いかがお過ごしでしょうか。

 

本日は、休みが取れたら行きたい場所、第6弾です。

今回は、中国!

私は修学旅行でしか行ったことがないので、経験値としては正直ゼロに等しいです。

そんな私の妄想旅行です。

 

個人的に観光地としてまず真っ先に思い浮かべるのは、万里の長城…ではなくて「九寨溝」です。

簡単に説明すると、「すごく、水がきれいなところ。」です。

Jiuzhaigou

 

水がきれいすぎて、水中には生物が住めないという噂もチラホラあったほどですが、
あれは果たして本当なのでしょうか…。

此処に似たところですと、以前にも紹介しましたが、
クロアチアのプリトヴィッツェ国立公園というところがあります。

ちなみに「九寨溝」という名前はつまり、九つの寨がある溝。
寨とは山寨でチベット人の住む村、溝とは谷という意味のようです。

 

ところで九寨溝から2時間ほどの場所に、四川省の州都である「成都」という都市があります。
三国時代、劉玄徳、諸葛孔明などで有名な「蜀」の都としても知られるところでして、
三国志をお好きな方であれば、そのあたりを周ってみるのも良いかもしれません。

 

次に、中国といえばやっぱりパンダ!

と行きたいところですが、 個人的に見たいのは石窟です。

中国には、三大石窟というものがありまして、
雲崗石窟、龍門石窟、莫高窟の3つがそれにあたります。

何のことやら分からないと思いますので、ともかく雲崗石窟の写真をご覧下さい。

Yungang Buddha

 

デカいです。

 

Yungang Buddhist Caves of China 

 

 

個人的には、シルクロードの拠点でもあった敦煌の「莫高窟」に興味があるのですが、
莫高窟は、内部が写真撮影禁止になっており、インターネット上でもあまり写真が出てきません。

外観はこんな感じで、中にある塑像は3000体とも言われております。

Mogao Caves

 

 

歴史を感じる流れになっておりますので、
この流れに乗って、次は福建省永定の客家土楼です。

この地域独特の、円形の建築物をご覧ください。

fujian tulou 福建土楼

Fujian Tulou

DSC_5714.jpg

 

そこはかとなく漂う「何なんだこれは!」感。  

 

そんな皆さんの気持ちをよそに、次の場所へ移ります。
こちらは上海近郊にある西塘。歴史を感じる水郷古鎮です。

Xitang

Xitang 

 

ちなみに、ここはミッションインポッシブル3のロケ地になっています。
(後半、トムクルーズが西塘の街の中を疾走します)
気になる方はもう一度見直していただくとよく分かると思います。

 

最後に、チベット文化圏の端にある「香格里拉」。シャングリラです。

ただひたすらに広がる雄大な大自然。

Shangri-la

香格里拉

香格里拉

China Shangri-La

China - Shangri-La

 

むしろ何もなさそうな、こんな土地と暮らしこそが理想郷なのかもしれません。

 

以上、仕事中の妄想でした。

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富士フイルム X-Pro2用ボディスーツ製作記(その2)

店長エンゾーです。

2月5日にX-Pro2用ボディスーツのファーストサンプルが出来てから、ちょっとバタバタしていて間が空いてしまいましたが、大幅にデザインを変更したセカンドサンプルが、ようやく試作室から届きました。

フィット感が大幅に向上しています。ちなみにファーストはどうだったかというと、こんな感じでした。

一回りデカいですね(汗)。まだ煮詰める前なので、ぶかぶかしてます。外観上の大きな変化は、

1.レンズ鏡筒の下にある、前転防止用のアゴがなくなったこと
2.グリップがなくなったこと

の2つです。前回もお伝えしましたが、苦労してアゴを作ったものの、大ぶりなレンズが多いフジノンレンズ群にはあまり効果的ではなく、多くのレンズでお辞儀してしまう事が分かり、むしろ何もないほうが座りが良かったので、取り払うことにしました。

また、X-Pro2は背面の親指を置く部分(サムレスト)がX-Pro1より大型化しています。この指掛かりが抜群に良いため、前面に無理して大きなグリップを設ける必要が無いのです。よって、これもプレーンな状態に戻しました。最終的には、GR2用ボディスーツと同じく、グリップ部に型押しで縦縞のセレーションが入る予定です。

さらに、今までユリシーズのボディスーツといえば、ダメージ加工を施したベジタブルタンニンなめしのイタリアンレザー「プエブロ」がド定番で、カラーも「ブラック」「チョコレート」「ネイビー」の3色と相場が決まっていましたが、今回は少し遊んでみようと思っています。具体的にはまだ決定しておりませんが、新しいバリエーションが決まり次第、またお知らせ致します!

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X-Pro2 ファーストインプレッション(その2)

店長エンゾーです。

最近、X-Pro2を購入後のユーザーの感想を価格.comで読んでいると、その評価の高さに驚きます。中には「フルサイズの一眼レフから買い換えて本当に良かった!」と絶賛している声も少なくなく、開発陣にとってこれ以上の賛辞はないだろうと思う次第です。

はたして、世評の通りフルサイズを食うほどの描写なのか?とるものもとりあえず試し撮りに行ってみました。お供のレンズは何にしようかと迷う必要もないくらい手持ちのレンズが少ないので、今回はたった2本しか持っていないフジノンレンズのうちのひとつ・XF23mmF1.4 Rを装着。フルサイズ換算で35mmになる、エンゾーの好きな画角です。

X-Pro2に23mmをつけてファインダーをOVFモードで覗くと、撮影範囲を示すブライトフレームはかなり小さく表示されます。例えば、ファインダー倍率が0.72倍のライカに35mmをつけた時、ほぼ視野全体が撮影範囲になるのと比較すると、やはり被写体の雰囲気はつかみにくいです。
ところがどっこい(死語)、フレーム切り替えレバーを2秒倒しっぱなしにすると、ファインダーの中に拡大レンズが挿入されてファインダー倍率が大きくなるというギミックが内蔵されていることを、エンゾーは知りませんでした(滝汗)。ちゃんとマニュアル読みなさい。今回の撮影では主に背面の液晶を見ながらの撮影となりました。

(以下、画像をクリックすると拡大表示されます。)


(X-Pro2 FUJINON XF23mmF1.4 R ISO200 1/900 F1.4)
 
 

(X-Pro2 FUJINON XF23mmF1.4 R ISO200 1/340 F1.4)
 
 

(X-Pro2 FUJINON XF23mmF1.4 R ISO200 1/180 F1.4)
 


(X-Pro2 FUJINON XF23mmF1.4 R ISO200 1/240 F1.4)
 
 

(X-Pro2 FUJINON XF23mmF1.4 R ISO200 1/200 F1.4)
 
 
        
        (X-Pro2 FUJINON XF23mmF1.4 R ISO200 1/800 F1.4)

いかがでしょうか。X-Pro2のインプレと言いつつXF23mmF1.4 Rのインプレみたいになってしまいました(笑)。例によってすべて絞り開放で撮っているのですが、あくまでも35mmというのは換算の話であって、実質的には23mmという超広角域のレンズなので、F1.4であってもよほどピント位置を近距離に設定しないかぎり、前後は申し訳程度にしかボケませんね。逆に言うと、開放からこれだけコントラストが高く切れの良い描写をするので、積極的に開放で使っていきたいレンズです。

それはともかく、X-Pro2がAPS-Cサイズとは思えないほどハイライト・シャドー共によく粘り、デジタル臭さをほとんど感じないフィルムライクな写りをするということを、十分に感じることが出来ました。(ややマゼンタかぶりをしがちだったX-M1とも、一線を画する端正な色再現性だと思います)

X-Pro2は、フルサイズカメラのサブなどではなく、これだけでスナップを撮りに行きたくなる「本気カメラ」です。

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続・南米の旅

こんにちは、森です。

前回、私が南米に旅行した話を途中までしましたが、今回はその続きです。

La Paz    

 

標高がとっても高いボリビアですが、首都ラパスから電車かバスで半日ほどかけたところに、
日本でも近年有名になった「ウユニ塩湖」があります。

日本で「ウユニ塩湖」の名を最も広めたのは、 おそらくユニクロのCMか、
もしくはポカリスエットのCM(ビートたけし出演)のどちらかだと思いますが、
どちらも皆さん、見ればあぁこれかと思いだすのではないでしょうか。

早速動画を貼りたいところですが、
公式の動画がYouTubeには残っていないようでしたので断念しました…。

 

まずそもそもウユニ塩湖とは何か?というところですが、
ウユニという土地にある塩の湖です。

ただし、実際には湖ではなくて、塩原という表現が正しいようで、地面が土ではなく塩の土地です。

地平線が見えるほどの広大な土地で、せかいで最も平らな場所でもあります。

つまり、こういうことです。

 

Amaneciendo en el Salar de Uyuni  

 

 

真っ白です。 この地面の白いのが塩でして、実際に舐めるとしょっぱいです。

最近知りましたが「しょっぱい」って方言なんですね。塩辛いというのが正式のようです。

 

Uyuni  Invierno 2006 352

 

この塩の大地に雨が降り、水が溜まると、いわゆる「塩湖」の状態になります。
ですので、正確には塩原に水が溜まっているだけの状態です。

ただ、先ほど申し上げた通り、「世界でもっとも平ら」ですので、雨が降っても、
雨水が特定の場所に流れ込んだりするようなことが少なく、この大地全体にうっすらと張ることになります。

このうっすら張った水が風景を反射して、いわゆる鏡張りの状態となります。
近年は日本人観光客が多すぎて、「カガミバリ」というと現地のツアー会社にも通じるほどだそうです。

 

そういえば、試しに言ってみるのを忘れました!

 

ウユニ塩湖にはあまり関係ないのですが、ツアーに参加すると、こういう場所に寄ったりします。

 

blog20160322a
Nikon D750+Tamron 35mm F1.8

 

通常「列車の墓場」と言われてるらしいですが、要するに廃列車置き場のようなところです。

周りに本当に何もないので、この寂れた感じが意外とよく、観光客にも人気です。

 

 

そしてウユニ塩湖へ。

 

水が張った塩湖はこんな感じになります。

blog20160322b
Nikon D750+Nikon 20mm F1.8

 

正直私が行った時は、水の張りがいまいちだったような気がします…。

もう少し条件が良いともっときれいに見えるはずなのですが。。

 

と言うのも、実は単に雨が降れば良いだけではなくて、

それなりの量の雨が降る。(水が溜まらないと鏡張りにならない)
その後晴れる。(晴れないと写真がそもそも撮れない)
風が弱い。(風が強いと水面が揺れて、綺麗に映らない)

など、いろいろと条件が厳しいのです。

そうまでして、どうしてそんなに遠いところまで行くのかと言われれば、
はて、私もどうしてだっけ?と考え込んでしまいますが、単にミーハーなのかもしれません。(^q^)

 

 

ちなみに夜はこんな感じになります。

blog20160322c
Nikon D750+Nikon 20mm F1.8

 

ブレてますが…、そのあたりはご愛嬌ということで。。。

結構夜は風も強く、しっかりと安定感のある高級三脚を持っていくと良いでしょう。
(私はもちろん安物買いです!)

 

あと夜はすごく寒いです。昼はすごく暑いです。
何かの地獄かと思いましたが、どうやら現実のようです。

昼はTシャツでもいけますが、夜はダウンが必須です。

 

最終的に、何を思ったのか仁王立ちしています。

blog20160322d
Nikon D750+Nikon 20mm F1.8

 

いま考えると私もなぜこんなショットを撮ったのか分からないほどに恥ずかしいですが、
どうやら現実のようです。

 

きっとこんな辺境の地を訪れることは、一生のうちでもまず無いのではないかと思いますが、
何かのきまぐれで、行ってみようと思われることがあれば、ぜひどうぞ!

 

ウユニ塩湖 |Wikipedia

 

 

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天然革は使っていくとこんな色になります

こちらはすっかり暖かくなりました。そろそろコートの出番は終わりそうですが、きっと今年も断捨離が出来ずに全ての服を箱に仕舞い込むだろう 企画デザインの佐藤です。

私はお花見好きなので、2016年の桜の開花を調べてみよう!とgoogle先生にちょっとお聞きしてみました。
すると、現在は気象庁は予想を辞めて(!!)から民間会社が独自に行っているそうです。その予想日が違うことはもちろん、予測方法もちがっているという事を初めて知りました。3社を例にとると、日本気象協会とウェザーマップが気象庁の桜の標本木で予測し、ウェザーニューズが主要な名所の桜で予測しているらしいです。
福岡は気象台が桜の名所で賑わう場所にあるので、その点ではあまり差は無さそうですが。

因みに自分でも予測できる、「600度の法則」というものも存在しているそうで(ご存知でしたか?私は初耳)、「2月1日以降の毎日の最高気温を足し上げ、その累計値が600度を超えた日に桜が開花する」とする法則だそうです。

えっ?福岡はすでに600度超えちゃっているので、今週末に咲いて4月を待たずに散ってしまうのでしょうか!?

 

さて、以前のブログにもあったように、SONY RX1RⅡボディスーツの試作がドンドン進んでいます。そしてグリップも試作していますね~。
それに加えてRX1RⅡが入るバッグ(ポーチ?)も企画中です。
はい、これらの試作にはカメラが必要ですよね。ユリシーズ購入のカメラにお借りしたカメラ、旧モデルカメラも混ざって、もうRX1祭りです。(ノ´∀`)ノ ヨイヨイ♪

バッグの方は、社長と文字どおり「あーでも無い、こーでもない」とサンプルをこねくり回しています。
ええ、いつものパターンです。
ただ、あまりのコネっぷりに、もはや原型を留めていない程に模型はボロボロでございます。もう少し形が出来てきてから、ブログでご紹介させていただくつもりですのでお待ち下さいね。

そしてフライングから始まっているFUJIFILM X-Pro2ボディースーツも、工房から

「かなりイイ線行っています♪」

との連絡を受けました。こちらも次の試作が到着を待って、来週画像をUPしますね。
あ、決して勿体ぶっているわけではないですよぉ~

 

では、素敵な画像をご覧になりたいユリシーズファンの皆様への情報を2つ。

(私が勝手に)名付けて『エイジング特集』です。

1つ目は、3/10付けの『デジカメWatch』-デジカメドレスアップ主義-
『「COSINA AR」で拡張現実ドレスアップ』
ライターの澤村徹さんにULYSSESのボディスーツを取り上げて頂きましたよ。【SONY α7用】【SONYα7Ⅱ用】の新旧の揃い踏みです。(あっ、相撲はお好きでしょうか?)

今回の記事のテーマは、「COSINA AR」というiOS用のシミュレーションアプリを使って、まだ手元には無いレンズをカメラに付けた風にバーチャルドレスアップしてみるというものですが、カメラアクセサリーとしてULYSSESのボディスーツも着せて頂いています。澤村さんに愛用して頂いたネイビーのボディスーツは、年月を経て渋く大人に変身した姿を披露していますよ♪
使う人によって色も艶も違うのがベジタンレザーの魅力です。

2つ目は、英語のブログの中でカメラストラップ【クラシコ・ドリット】をご紹介して頂きました。
『The Leica Q -A six month field test』 (Craig ModさんのLEICA Qレビュー記事です)
いつもは裏方さん的存在であるストラップの裏革(ヌメ色)の変化が本当に美しく、革好きにはたまりません。ブログに紹介されるやいなや大評判となり、海外からのお問い合わせがグーンと増えました。Craigさんはストラップの「斜め掛け」と「手首巻き付け」を使い分けてご愛用されているそうです。
LEICA_Q
Leica Q by Craig Mod

カメラの技術的な事についての知識が乏しい私は、雰囲気と感覚でしかお伝え出来ないので、レビューのレビューをするのはオコガマシイのですが、映画の一場面のような、ストーリーが勝手に想像できるような写真に溢れていたのが印象的でした。何だか胸の奥がジンジンしました。(←余計分かりにくい^^;)

英語のレビューブログはちょっと・・・。とおっしゃる方も、是非覗いて見てください。画像だけでも十分楽しめますよ!

 

 
『「COSINA AR」で拡張現実ドレスアップ』
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/dressup/20160310_747483.html

『The Leica Q -A six month field test』
http://craigmod.com/sputnik/leica_q/

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「写ルンです」30周年おめでとうございます。

こんにちは、森です。

わたくしの最近気になるニュースは、こちらです!

 

なんと「写ルンです」が30周年!ということで、おめでたいのはもちろんなのですが、
富士フイルム様とはお取り引きのある関係ながら、正直に申し上げますと、

 

え!写ルンですってまだあったの!?

 

というのが初見の感想です。(^_^;)

 

いや、失礼は承知の上ですが、
きっとそんな風に思っていた人、私だけではないはずです。

調べてみれば、写ルンですの売り上げは累計17億本とのことで、
これはもう歴史に名を残す偉業といいますか、完全にひとつの文化ですよね。
これを企画・開発した方々は、本当に嬉しいだろうなぁとしみじみ思うわけです。

 

ところで、コカ・コーラなんかは一体累計何本売れているんだろうと、
興味本位で調べてみたところ、普通のコカ・コーラ(レギュラーコーク)は分からないのですが、
コカ・コーラ ゼロが、5年間で50億本売れたという記事が見つかりました。

ということは、普通のコカ・コーラまで入れると、一体どれだけ出荷しているんだと、
思ってしまいますが、食品業界の販売数はやっぱりケタ違いですね。

ついでに、カップ焼きそばのUFOはどれぐらい売れているんだろうとか、
ガリガリ君は?とか、いろんなことに興味がわいてきましたので、この辺でクローズしたいと思います。

 

あと、写ルンですのことを調べていた時に、検索ヒットしたページで、
ヨドバシカメラさんが販売の「ボ撮ルンです」アイテムが見つかり、
あー、確かにこういうの昔あったなぁと懐かしい気持ちになりつつ、
「ボ撮ルンです」という大胆なネーミングに吹き出しそうになりました。
この名前を企画会議で通した方に大きな拍手を送りたいと思います。

 

さて話を戻しますが、本題の写ルンですが30周年を迎えた今年、

 

え!写ルンですってまだあったの!

 

などと言っている私は、時代の波に乗り遅れたおじさんであり、
もはや退化し、絶滅するのを待つだけの生物なのかもしれません。

虫の息で、最近肺がヒューヒュー言います。

 

と申しますのも、写ルンですが実は若者の間でひそかに流行っているらしいです。

 

え?

 

と思ったあなたは、そろそろヒューヒュー言いだす頃かもしれません。

 

Twitterでハッシュタグ検索をかければ、ご覧の通りです。

 

 

 

 

 

 

https://twitter.com/abemomoko0317/status/702312940850905088

 

 

 

Twitter ハッシュタグ「#写ルンです」 検索

 

 

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RX1RII用ボディスーツ、開発中(その3)

店長エンゾーです。

RX1R2用ボディスーツ、着々と進行しております。ついに、ファーストサンプルが上がってまいりました。
今回は、グリップ側の肩にホックで留めるブリッジを設けています。これは、RX1R2を購入した時にはじめから装備されているメーカー純正の三角リングをまたぐことで、ボディスーツのグリップをカメラ本体に固定する役割を担っています。

が!ここに来て、一つ問題が発覚。
RX1R2は、初代と比較してレンズ鏡筒がグリップ側に近寄っているのですが、そのことで、ボディスーツのグリップと鏡筒との間が非常に狭くなっています。今の設計のままでは、手が大きい人の場合、指が鏡筒に干渉してしまう恐れがあることが分かりました。それを回避するために、グリップを薄くする予定です。
(位置を動かせばいいと思われるかもしれませんが、技術的な問題で、それは難しいのです・・・)

背面は、チルトアップ出来るように大きく切り欠いてあります。また、側面の丸い穴はWiFiやNFCによるスマホとの通信を妨げないためのものです。

旧モデルとの違いは、前のめりに倒れないよう、レンズ鏡筒の下に「アゴ」が出ていること。そして、向かって右サイドの革で覆われている部分の面積が、より広くなっています。これはAFモードセレクターの周りをくり抜くことによって実現しているのですが、ご覧の通り、モードの名称が隠れてしまうのが欠点です。が、カメラの保護を優先したいので、このままで行こうと思います。

まだ細かい部分にいくつか問題点があるので、次回でそれらを丁寧に改善していきます。
(つづく)

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RX1RII用グリップ製作記(その4)

店長エンゾーです。

だいぶ早い時点から着手していたRX1R2用グリップですが、石膏粘土によるモックが完成した時点からパタッと更新がなくなって、「さては立ち消えになったのか?」と思われていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。安心して下さい、動いてますよ。
 
あのモックは、あくまでもフライング気味に初代RX1をベースに作っていたもので、12月末に発売される予定だったRX1R2に間に合わせるように準備していました。が、実際に発売になったのがそれから2ヶ月後だったことは既にご存知の通り。現物がないので、RX1R2との寸法の違いを調整することも出来ず、ずっとスタックしておりました。
が、しかし。ようやく再始動です!

今回は、製作を依頼している製作所を訪ねて、富山県高岡市を訪ねました。
貧乏性なエンゾーは、わずかな旅費を惜しみ飛行機を使わず列車で行ったのですが、山陽新幹線のぞみ → 特急サンダーバード → 北陸新幹線つるぎと乗り継いで、実に6時間30分を要しました。遠い!
 
高岡市は、伝統的な鋳物の町です。あまり知られていませんが、実は日本の仏具のほとんどはこの町で生産されており、鋳造に関しては日本でも有数の技術を誇る地域です。

RX1R2用のグリップは、当初、金属製ベース×2と木製の握りの部分で、あわせて3ピースで構成する予定でした。が、部品点数を減らし、構造を出来るかぎりシンプルすることで、金属ベースを1つのピースで作り、木製グリップとの連結をビス3つで行うことで強度を保つ方法を模索することにしました。
何しろ、量産を前提とした木製グリップで、ここまで複雑な曲面を多用した製品は国産では存在しませんでしたので、クオリティは保ちつつも、価格が高騰する要素は減らしていきたいところです。
 
また、通常はこの手の製品はアルミブロックから削り出して作られることが多いですが、今回は高岡製ということで、アルミ鋳造で行くことを目論んでいます。

なお、ここでちょっとした問題が発生。
試作をRX1ベースで行っていたため、レンズ鏡筒がグリップ側に3mm移動したRX1R2だと、握り込む部分の幅が狭く、手が大きい人の場合、指先が鏡筒に干渉してしまう可能性が出てきました。まったく、作り手に楽をさせてくれないカメラです。
 
とりあえず、次のステップは樹脂によるモックアップ作りへと進む予定です!

【今までのみちのり】

RX1RII用グリップ製作記(その1)

RX1RII用グリップ製作記(その2)

RX1RII用グリップ製作記(その3)

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